介護の詩集

ガソリンが残り少なくなってきていたので、
いつもより早く帰りました。
ついでという訳でもないが急に思い立って
良く行く書店に寄ってみました。

店内を一回りしてみると松尾たいこさんの絵が見たくなりました。
しばらく前に江國香織さんとの『ふりむく』を読んで以来、
気になるイラストレーターの一人です。
店員に何か置いていますかと調べてもらうと1冊ありました。

  満月の夜、母を施設に置いて
   詩  藤川幸之助
   絵  松尾たいこ
  対談 谷川俊太郎

何と素敵なコラボレーションでしょう。
残念ながら詩を書かれた藤川さんは存じませんが、
タイトルに『施設』という文字が入っている上に、
介護に関係する詩集というのが琴線に触れました。
さっそく帰ってから読んでいます。

巡り合わせというのは恐ろしいものですね。
松尾さんが目当てだったのに、
わたしにこんなぴったりの本が手に入るなんて
まるでこの本が呼んでいたような気もします。

わたしもホンの少しですが、母の介護をした経験があります。
作者と同じで、ほとんどは父が介護をしていました。
仕事だ何だと理由をつけて任せきりでした。
わたしの母の場合は、父の6年ほどの介護ののち、
亡くなりましたので介護をしたとは言えないかもしれません。

まだ全てを読んではいませんが、
きっと母との記憶が呼び戻されたり、
いろいろな感情が呼び起こされたりする予感がします。
施設で働く立場からの視点と、施設を利用されるご家族の思いなど、
いろいろな立場の気持ちを学ばせてもらえるかもしれません。

満月の夜、母を施設に置いて満月の夜、母を施設に置いて
(2008/06)
藤川 幸之助

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Heart さん

Author:Heart さん
山梨県にある知的障害者の入所施設で事務員をやっています。
障害者福祉を話題の中心に、うつくしいものやココロについて日々感じたことをつれづれなるままに綴っています。

座右の銘は、「日々是好日」です。
過去でも未来でもない、今を大事に生きていきたいと考えています。
  since 2007/05/13

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