ココロに寄り添う仕事
問題行動といわれることがおきると、どうも支援者側は、その問題が起きないようにと物を隠したり、遠ざけたりすることが多いように思うのですが、それは、支援者側の心の現われなのではないでしょうか。 そんなことをしてもまた別なところで、支援者の言う「問題行動」は続きますよ。 だから、いつも言っているように、その行動が起こった原因を見てほしいのです。 原因があるからそういう行動がある。 その1点だけ、気づい...
福祉屋 あおいのブログ:原因を探る
あおいさんの記事へのトラックバックです。
ちょっと視点が違うのですが、
問題行動の裏側についての考えを述べたいと思います。
自分でも反省する事なのですが、
時々支援員に怒鳴ってしまうことがあります。
できる限り、利用者さんの目の届かない所でするのですが、
そうした緊張した雰囲気というのは、
敏感に察してしまう利用者さんも多いので、
声出しが始まってしまったりしてしまいます。
わたしの勝手な持論なのですが、
利用者さんは、こうした『緊張した雰囲気』に敏感で、
わたしは『電波が飛んでいる』と表現しています。
遠くで支援員が大きな声で指示を出しているだけで、
『あっ、誰かが怒られている。恐い。』
という電波が施設中に飛んでしまっているのではと
思うことが度々あります。
連鎖的に不安定が拡がることも、
こうした電波に関係しているように思います。
誰かの不安が、次の誰かの不安を呼び起こす。
そうした不安は利用者さんの不安ばかりに限らず、
職員の不安も利用者さんに伝わってしまうと思っています。
だから人事異動などもあるこの時期は、
新しく入った職員にも不安は多いし、
担当替えなどによっても経験のある職員であっても、
何かしらの不安を持っていることも考えられます。
こうした時期の不安定は、
環境としての職員にも一因があると思います。
だからと言って、職員を責める気持ちはありません。
でも仕事に自信を持って働いて欲しいとは思います。
そのためには自らスキルを上げる努力をお願いしたいのです。
同時に利用者さんのココロの動きに
敏感になってもらいたいと思います。
けっこう難しいことなのですが、
できれば『どうした時にどうなる』というような
日々の行動の積み重ねを記録していって、
職員どうしの意見交換の機会を増やして行けたらと思います。
そのための環境づくりをすることが、
運営する立場にあるものの仕事と思います。


