『かいじあむ』にて

タイトルの『かいじあむ』と言うのは山梨県立博物館の通称です。
現在『木喰展(もくじきてん)』が開かれています。
今日は、ここに隣接する山梨県教育センターで行われた、
特別記念講演会を聴くために出かけてきました。
『庶民の信仰 微笑仏(みしょうぶつ)』という演題で、
木喰研究家の小島梯次さんのお話を聴きました。
以前、もう一つのブログで木喰の里微笑館を訪れた時の話をしました。
木喰さんの彫った微笑仏を見ていると本当に心が和みます。
しかし、改めて木喰さんの生涯の話を聴いて驚くことばかりでした。
木喰さんは56歳にして廻国修行を思い立ち北海道から九州まで
全国各地に旅をして回りました。
その後も何度も廻国修行を行い、各地で微笑仏を作っていきました。
仏像を彫り始めたのは60歳を過ぎてからのことで、
始めは1000体の仏を作ると願を掛け、
その後90歳にして2000体を作ると願を掛け直しています。
普通の人であれば歳をとるにつけて、
気持ちは萎えていくものなのですが、
年々、思いが増していくとは驚くべきものです。
93歳で亡くなるまで仏様を作り続けたそうです。
独特の微笑みをたたえる仏様は、
庶民の信仰の対象となり、今も大切に引き継がれています。




かいじあむの建物の裏側にはお昼寝に丁度いい公園があります。
もうツツジが満開になっていました。
果樹生産で有名な笛吹市ということもあり、
たくさんの実のなる樹木が植えられていました。
この他にもモモ、カリン、リンゴなども花をつけていました。
右下の写真は『山梨(ヤマナシ)』に花です。
公園の中にあっても一際大きなシンボルのような樹でした。


