ショップラー博士の考え
先日、告知をした佐々木正美先生の講演会に行きました。
これまで佐々木先生の功績をたくさん耳にしてはいたものの、
お話をうかがうのは、これが初めてでした。
先生のお話は自閉症療育のTEACCHについてではなく、
その創始者である故エリック・ショップラー博士自身の
その人となりやお考えについてお話いただきました。
ショップラー博士はとても温厚で謙虚な人だったそうです。
少年期にユダヤ迫害を逃れ、ドイツからアメリカへ、
一家でそれも貨物船に忍び込んで渡航されたそうです。
そうした経験から、
『なぜ特定の一部の人だけが、市民仲間から社会的に差別され、
排除され、スケープゴートにされなければならないのか』
そのように考えるようになったとのことでした。
その後シカゴ大学で自閉症教育学者である
ベッテルハイム博士に師事したのですが、
当時における自閉症児者に対する考え方は、
親の不適切な養育が元で起きる情緒障害と
捉えられていた時代でした。
『ナチの収容所のような家庭から離し、
自ら閉じてしまった心を開かせること』
そうしたシカゴ大学の実践に疑問を持っていました。
現代であれば全くの誤りである考え方に対し、
独自の研究と実践を積み重ねていくことで、
新たな支援方法であるTEACCHプログラムを作ったのです。
ショップラー博士は世界で初めて、
『自閉症は親の養育のせいではない』と言いました。
師事した先生からも見放され、独自で博士論文を書き、
博士となり、生活の拠点もノースカロライナへ移し、
自閉症児者への研究と実践を続けました。
『自閉症を直すことはしない。
その人がそのままで健康で幸福に仕事ができる。
そのままに生きることを支援する。』
『Living together』 (共生)
ノースカロライナにおける実践は数々の書籍で紹介され、
TEACCHプログラムも世界中に浸透していきました。
わたしの施設にも何冊も所蔵しています。
自閉症療育にあっては、他にも療法はたくさんあります。
しかしこれほどまでに名前の知られた考え方は無いと思います。
TEACCHを使えば全てうまくいくということではありません。
支援者が心に置かなければならないことは、
『対等であること』ではないかと思います。
そうした中でありのままを受け入れ、
視覚的な構造化を図り、わかりやすい支援をすることで、
自閉症児者が自閉症のままで生きることを支援したいと思います。
これまで佐々木先生の功績をたくさん耳にしてはいたものの、
お話をうかがうのは、これが初めてでした。
先生のお話は自閉症療育のTEACCHについてではなく、
その創始者である故エリック・ショップラー博士自身の
その人となりやお考えについてお話いただきました。
ショップラー博士はとても温厚で謙虚な人だったそうです。
少年期にユダヤ迫害を逃れ、ドイツからアメリカへ、
一家でそれも貨物船に忍び込んで渡航されたそうです。
そうした経験から、
『なぜ特定の一部の人だけが、市民仲間から社会的に差別され、
排除され、スケープゴートにされなければならないのか』
そのように考えるようになったとのことでした。
その後シカゴ大学で自閉症教育学者である
ベッテルハイム博士に師事したのですが、
当時における自閉症児者に対する考え方は、
親の不適切な養育が元で起きる情緒障害と
捉えられていた時代でした。
『ナチの収容所のような家庭から離し、
自ら閉じてしまった心を開かせること』
そうしたシカゴ大学の実践に疑問を持っていました。
現代であれば全くの誤りである考え方に対し、
独自の研究と実践を積み重ねていくことで、
新たな支援方法であるTEACCHプログラムを作ったのです。
ショップラー博士は世界で初めて、
『自閉症は親の養育のせいではない』と言いました。
師事した先生からも見放され、独自で博士論文を書き、
博士となり、生活の拠点もノースカロライナへ移し、
自閉症児者への研究と実践を続けました。
『自閉症を直すことはしない。
その人がそのままで健康で幸福に仕事ができる。
そのままに生きることを支援する。』
『Living together』 (共生)
ノースカロライナにおける実践は数々の書籍で紹介され、
TEACCHプログラムも世界中に浸透していきました。
わたしの施設にも何冊も所蔵しています。
自閉症療育にあっては、他にも療法はたくさんあります。
しかしこれほどまでに名前の知られた考え方は無いと思います。
TEACCHを使えば全てうまくいくということではありません。
支援者が心に置かなければならないことは、
『対等であること』ではないかと思います。
そうした中でありのままを受け入れ、
視覚的な構造化を図り、わかりやすい支援をすることで、
自閉症児者が自閉症のままで生きることを支援したいと思います。


