みなびワークショップ

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今日は利用者さん2名を引率して山梨県立美術館が企画する
でつくる美術館(じゅつかん)新『みなび』の
笛吹市で行われたワークショップに参加してきました。
新『みなび』というのは大人も子どもも、障害のある方も健常者も、
県外の人も県内の人も誰でも参加できる創作活動です。
テーマは昨年同様に「今・ここ・自分」。

今回のワークショップは『メン・めん・お面』と題して、
段ボールを使ってオリジナルのお面を作ろうというものでした。
参加した2名の利用者さんと悪戦苦闘で作ってきました。

男性のFさんは、いつも絵を描くときのモチーフとなっている
チューリップを段ボールいっぱいに描きました。
女性のOさんは、最初は連続する○を描いていましたが、
途中から同僚の職員が持ってきた糊のついたカッティングシートを
無作為にハサミで切り抜いたモノを貼り付けるが気にいて、
まったく誰も予想できないようなアートな作品に出来上がりました。

わたしと同僚も一緒になって、それぞれお面をつくりました。
わたしは先日見たインディジョーンズの影響か、
太陽をモチーフにした『光の王様』と題したお面をつくりました。
こどもに混じって本気でお絵かきするのも久しぶりだったので、
利用者さんを放っておいて真剣になってしまいました。

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O画伯の絵画展

今週の後半から来週にかけて、
施設の近くのギャラリーで利用者・Oさんの絵画展が開かれています。
今回は一人の利用者さんと地域の現代作家の方との
コラボレーション展として開催されました。

この利用者さんに限らず、ウチには大勢の画伯さんがいます。
今回はOさんの個人展ですが、
毎年のように施設の行事としての作品展を開催しています。
最近は県立美術館の学芸員が指導に当たっていただけているので
いろいろな画材を使った作品もたくさんできてきます。

さて、Oさんの絵はクレヨンを使った人物画や風景画です。
彼女の絵は画面の明るさが特徴です。
ご本人の自画像を描いたものが多いのですが、
旅行に行った時の風景やお買い物をした時の事とか、
そうした場面を施設に戻ってから、
とても正確に描写して、画面いっぱいに描かれます。

店番をしていた方と語り合ったのですが、
その方は、これまでウチの施設をご存じなかった方ですが、
Oさんの絵を見ていて、
「ほんとうに施設での生活が楽しい様子がわかります」
と、おっしゃっていただけました。

今回飾られた作品は、新しいものでも5.6年前のものです。
ご本人が体調を崩された事もあるのため、
最近は、なかなか描いてもらえません。
描いていた頃を知っているわたしからすれば、
あの頃は、ほんとうにいい時代だったなぁと、
これらの作品を見ながら感慨にふけってしまいました。

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介護の詩集

ガソリンが残り少なくなってきていたので、
いつもより早く帰りました。
ついでという訳でもないが急に思い立って
良く行く書店に寄ってみました。

店内を一回りしてみると松尾たいこさんの絵が見たくなりました。
しばらく前に江國香織さんとの『ふりむく』を読んで以来、
気になるイラストレーターの一人です。
店員に何か置いていますかと調べてもらうと1冊ありました。

  満月の夜、母を施設に置いて
   詩  藤川幸之助
   絵  松尾たいこ
  対談 谷川俊太郎

何と素敵なコラボレーションでしょう。
残念ながら詩を書かれた藤川さんは存じませんが、
タイトルに『施設』という文字が入っている上に、
介護に関係する詩集というのが琴線に触れました。
さっそく帰ってから読んでいます。

巡り合わせというのは恐ろしいものですね。
松尾さんが目当てだったのに、
わたしにこんなぴったりの本が手に入るなんて
まるでこの本が呼んでいたような気もします。

わたしもホンの少しですが、母の介護をした経験があります。
作者と同じで、ほとんどは父が介護をしていました。
仕事だ何だと理由をつけて任せきりでした。
わたしの母の場合は、父の6年ほどの介護ののち、
亡くなりましたので介護をしたとは言えないかもしれません。

まだ全てを読んではいませんが、
きっと母との記憶が呼び戻されたり、
いろいろな感情が呼び起こされたりする予感がします。
施設で働く立場からの視点と、施設を利用されるご家族の思いなど、
いろいろな立場の気持ちを学ばせてもらえるかもしれません。

満月の夜、母を施設に置いて満月の夜、母を施設に置いて
(2008/06)
藤川 幸之助

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上高地散策

言わずと知れた河童橋
土曜日から4連休をもらっていました。
梅雨真っ盛りにもかかわらず、とってもいい天気でした。
甲府はきっと真夏日だったのでしょうが、
信州・上高地は別世界でしたよ。

朝の4時に甲府を出発して、沢渡でシャトルバスに乗り換え、
7時には大正池から上高地に向けて歩き出していました。
やっぱり山は午前中ですね。
10時も過ぎるとガス(雲)が出てきて、
穂高岳は雲に隠れてしまいました。

上高地絶景
上高地絶景
by heart

本当の目的地は徳沢園の芝生のキャンプ場で
ゴロンとしながら缶ビールをやる予定でしたが、
歩きながら高山植物の写真を撮っていたら
時間が無くなってしまったので、
明神近くの梓川の中州に入り込んで昼寝で終わりました。

今は山梨に戻って、お気に入りの立ち寄り温泉に入って、
これからマッサージをしてもらう所です。
さっさと帰って自宅でビールをやりましょうか。

上高地の写真は『Heart さんの写真ブログ』をご覧ください。

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ある訃報

昨夜、外出から帰宅すると留守番電話のランプが点滅していた。
聞いてみると、しばらく前にウチの施設から隣町の施設の運営する
グループホームに異動して授産施設で活動されていた利用者さんが、
急に亡くなったという連絡でした。
連絡を確認した時間には既に通夜が終わっていたため、
先ほど告別式に出席してきました。

この方は確か70歳を超えていたはずで、
ウチにいた頃から自活事業を受けていました。
週末にはタクシーを使って釣り堀に行くのが楽しみだった、
いいお爺ちゃんでした。
退所後もわたしが授産施設を訪れる度に、
『おぅ、元気か』と声をかけてもらっていました。

元気だった方が突然いなくなるのはショックです。
どうやら発作を持たれた方でしたので、
発作に関連した事故ではないかと 施設の方に伺いました。
亡くなったのが土曜日の午後ということでしたので、
お一人だったのかも知れません。
でも通夜に出た方の話によると、
今にも話出しそうな穏やかな表情だったそうです。
苦しまずに亡くなられたことが救いです。 合掌

100万人のキャンドルナイト in 芝公園

一年で一番夜の時間の短い夏至である今夜、
100万人のキャンドルナイト 東京八百夜灯2008に参加してきました。
東京タワーの照明が消える数分前に会場の芝公園に着きました。
到着と同時くらいにカウントダウンがされ、明るかったタワーが消灯しました。
わたしも現地で買ったキャンドルスタンドを手に参加しました。

普段見る東京タワー 消灯された東京タワー


キャンドルの灯りの中でイベントのフィナーレとなる、
木原健太郎さんのピアノと山井綱雄さんの能のコラボレーションを見ました。
様子は下のクリップをご覧ください。 (6分40秒とちょっと長いです)

キャンドル能(東京八百夜灯2008)
キャンドル能(東京八百夜灯2008)
by heart



山梨は、まだまだ街灯や建物ライトアップで
夜が明るいと言うことはありませんが、
東京に来るといつも空が昼間のようだと思うことがあります。
今夜日本中のあちらこちらで灯りが消されたのでしょう。
どれほどのCO2が削減できたのかわかりませんが、
『地球に対して何ができるのだろうか』
『スローライフってなんだろうか』
いろんなことを考えるきっかけになりました。

次回の『ライトダウンキャンペーン』は、七夕の7月7日です。
夜8時〜10時の間、灯りを消して夜空を見上げてみませんか。

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ツバメの巣立ち

雛ツバメの巣立ち

うちの会社の玄関前に巣作りをしていたツバメを観察してたのですが、
今朝見たら1匹もいなくなっていました。
午前中のリネン交換で居室を回っていると、
中庭で数羽のツバメが飛び回っていました。
軒下を見ると、写真のとおり雛が数羽待機しているようでした。

どうやら玄関前から移動して、
この物置の屋根をプラットホームに見立てて
親ツバメが飛び方の見本を見せている所だったのです。
子ツバメは5羽ほどいたので、
先ほど飛び回っていたのは親と飛べるようになった
何羽のツバメだったのですね。

軒下の3羽の子ツバメの不安そうな表情が愛おしいですね。
ツバメの子育てを見ていて、
当たり前のことですが、実際に飛んでいる姿を見せて、

『これからは、もっと広い世界が拡がっているのよ』
『空を自由に飛ぶのって、こんなに素敵なことよ』
『これからは自分の力で生きていくのよ』


障害者入所施設の軒下で、
こんな命のやりとりが行われています。
わたしたちの仕事は障害者を収容して、
施設内だけでの生活を保障することだけではない、
と言うことを改めて考えさせられました。

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6月の匂い

今日小雨降る中、大きな公園に附属する会館で研修会がありました。
園内を歩いていた時、ふと6月の匂いがしました。
ただ、それだけのことです。

実習生とホタル

万力公園のゲンジボタル(2006)

今夜は日曜日に続いてホタル狩りに出かけました。
しかも今夜は2人のお伴つきでした。
先週より都内の学生が実習に来ていましたので、
きっとホタルは珍しかろうと思い、誘ってみた次第です。

施設の夕食を食べた後に待ち合わせをして、
少し離れた万力公園まで行きました。
わたしは何度も来ている所なので、
暗闇でも平気なのですが、
さすがに彼女らは怖いかもしれないと思い、
まだ薄暗い時間に行ったのですが、
それでも結構たくさんのホタルを見ることができました。

わたしは離れたベンチで待っていて、
彼女らに思う存分楽しんでもらいました。
最初は大人しめの反応だったのですが、
帰り間際には結構感動してくれていたようで安心しました。

帰り際にちょっとしたハプニングがありました。
小川から離れた遊歩道を歩いていた際、
群れから離れた1匹のホタルが、
わたしらの目の前に現れました。
さっと手を差し出すと、わたしの手のひらに停まってくれました。

手のひらに降りても点滅を繰り返すホタルを、
彼女らに見せると一人の学生がちょこんと触って、
『きゃ、ホタル触っちゃった!』と、
学生らしい反応でわたしを喜ばせてくれました。

どうして捕まえられたのか不思議に思う学生に、
『心ある人は判るんだよ』とうそぶいてみましたが、
正直わたしも驚いています。
その後、せっかくだからと新日本三大夜景に選出された、
笛吹川フルーツ公園からのパノラマ夜景も寄って帰りました。

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小曽根 真さん

小曽根 真さん

久しぶりにテレビ東京の音楽番組『みゅーじん』を見ました。
出演していたのは世界も認めた天才的なジャズピアニスト小曽根 真さんでした。

わたしが小曽根さんの音楽を認識したのは、ちょうどわたしがJAZZに目覚めた頃です。
まだフュージョンがクロスオーバーと呼ばれていた1984年に、
デビュー・アルバム『OZONE』を買いました。
その頃のわたしはミュージックテープ版ばかり買っていたので、
ここにあるCDは、1993年に再販されたものです。

一つ年上の小曽根さんの活躍に興奮を覚えたものですが、
しばらくしてカシオペアやザ・スクエアなどのバンドに浮気しているうちに
ついぞ頭から離れてしまっていました。
その後、2003年にグラミー賞にノミネートされたというニュースで、
改めてその存在が思い出された頃には、
とてつもないビッグネームに変貌されていたのでした。

どこかのジャズフェスの映像を見た時にも思ったのですが、
この人くらい音楽することを楽しんでいる人はいないのではないか。
さらに今回の放送でもありましたが、
オーケストラをバックにモーツァルトのピアノ・コンツェルトに挑戦するなど、
いくつになっても音楽に真剣に向き合っている姿に感動しました。

番組の前半でブルーノート東京に小中学生のためのライブを、
自らが率いるビッグバンド『No Name Horses』とともに、
子供向けにせずに、それこそ真剣に演じる。
小曽根さん自身が12歳でオスカー・ピーターソンに触れ、
ジャズピアノに目覚めたように、
子供たちに音楽の素晴らしさを伝えようとしていました。

自らが信じるジャンルを真剣に楽しみ、
その楽しさ、素晴らしさを後進に伝えていく。
同年代のビッグネームに刺激されました。
まだまだ自分は頑張れる気がしてきました。

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市街地にひっそりと

ハクチョウソウ

夕方から自転車をのりだしてホタル狩りに洒落こんでいます。
甲府市の中心を少し外れた県立中央病院のそば、
荒川に注ぎこむせせらぎにホタルは舞い遊んでいます。
遊んでいるのは点滅の間隔が長いゲンジボタルです。
お互いの縄張りを主張するかのごとくぶつかり合うものもあれば、
ひととこにしばらく留まり思いに耽っているようなものあり。

点滅を繰り返しながら優雅に舞う姿に、こちらも時を忘れます。

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シューマンを聴く

5月から山梨英和大学メイプルカレッジを受講しています。
受講しているのは【クラシックを楽しもう!】という講座です。
講座の内容は、音楽評論家の真嶋雄大さんを講師に、
いかにクラシックを楽しむかをテーマに軽妙にタッチの講座です。
月1の講座なのですが、今日はピアノ・リサイタルでした。

今日演奏してくださったのはシューマン国際コンクールで、
日本人で初めて優勝なさった奈良希愛(なら きあい)さんでした。
お名前だけはうかがった事はあったのですが、
実際に演奏を聴かせていただいて圧倒されました。

女性に対してパワフルという言葉を使ってよいのかわかりませんが、
鍵盤を叩く力強さを階段教室の一番後ろからも、
その衝撃がつたわってきました。
それでいてしなやかな指運びから奏でられる演奏は、
目をつぶっていると風景が浮かんでくるようでした。

今回は日本では聴くことの少ない曲を弾いてくださいました。
譜面も見ずに3つの曲を弾かれたのに、ちょっとびっくり。
しかも最後のシューマンの作品番号9『謝肉祭』は、結構長い曲だったのに、
ほんとうに楽曲の背景に思いを巡らされて弾かれている様子が
とても良く伝わってきました。

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プロフィール

Heart さん

Author:Heart さん
山梨県にある知的障害者の入所施設で事務員をやっています。
障害者福祉を話題の中心に、うつくしいものやココロについて日々感じたことをつれづれなるままに綴っています。

座右の銘は、「日々是好日」です。
過去でも未来でもない、今を大事に生きていきたいと考えています。
  since 2007/05/13

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メールの宛先は、
Heartsan08@gmail.com まで。

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