コンプライアンスという姿勢

しばらく更新が滞ってしまいました。
日曜日に保護者会があったため、先週半ばに2連休取ったのに、
連続勤務が続き、会社での疲れが溜まっているのか、
家に帰るとボーッとテレビを見て眠くなってしまっていました。

2008年が始まったばかりと言っても、
県監査の指摘事項の対応や保護者に向けた報告等で、
事務もハイテンションで仕事にあたっている感じです。
それもそのはずで、監査では近年まれに見る指摘の多さで、
特に規程の手直しや諸委員会の設置などが求められ、
手続き書類や体制を一から作るような作業をしています。
(ほとんどは施設長がやってくれています)

また、保護者会に向けての報告では、
前回以降の利用者さんに対する支援の報告に加え、
今後の進むべき方向としても課題となっていくであろう、
利用者さんの高齢化に伴う支援サポートについて、
医務面、支援面それぞれからの視点からの検討が報告されました。
また、事務からも懸案としてきた預り金に関する、
ちょっと微妙な問題についての打開策を提案してきました。

監査も保護者会も、どちらもそうなのですが、
外部に対しての施設運営の方針というのか、
これからこうして行きますよ、という枠組みを考える上で、
コンプライアンス(法令遵守)という姿勢があると思います。
だからこそ、私の中に少しばかりハードルを上げたがる傾向があるので
自分で自分の首をしめる結果になってしまっています。

ほどほどでいいだろうと妥協してしまえば
もっと楽ができるのかもしれないのですが、
『こうあるべき』という事例や情報を得るたびに、
自分の施設の状況と比べて、もっとできるのではと思ってしまいます。
上司にとっては、いい迷惑な部下だと思います。
しかし、どのような状態が求められるべき姿なのかということを、
高く持つことをしていないと坂道を転げ落ちるように
レベルが低下してしまうことを危惧してしまうのです。


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施設ばかりが悪いのか

みかんさんのブログ『陽だまりのねごと』の記事を見て、
ウチと同じ種別の施設での虐待事件を知りました。
その施設を擁護するつもりはありませんが、
どれほど重度障害者施設の現実を、
一般社会が把握できているのか不安に思いました。

確かに不適切な支援方法があったことは否めません。
ニュース記事の中で、元職員が述べた事として、
『正しいかかわり方が分からなかった。申し訳ない』
非常に正直なコメントだと思います。
障害者の親でさえ、関わり方が分からないと言います。

わたしもこのブログの中で何度も行動には原因があると、
『寄り添う支援』というような事を書いてきました。
しかし、それこそ机上の空論、理想論かも知れません。
支援困難な重度知的障害者に対しては、
施設だけが丸抱えしてしまっていては駄目なのかも。

施設内だけで通用するルールができてしまうなど、
知らず知らずに閉鎖的な空気に満たされてきてしまう。
伝統的な支援に支配され、正しい支援が見えなくなっている。
例えばですが、県内のある施設では外部の精神科医による
スーパーバイズを受けているそうです。

単に外部の目があればいい、と言っているのではなく、
さまざまな視点からの本人に対するアプローチが、
もっとあってもいいのではないかと施設側が気づくことです。
そのために行政(特に都道府県)が介入すべきでしょう。
都道府県には、何か起こった時のために行政指導ばかりでなく、
困難事例を調整したり、援助技術をサポートする立場も
求められていると思います。

民間社会福祉法人の努力ばかりで、
どうにかなる事とどうにもならない事があります。
今回の不祥事に関しても、法人幹部の責任もさることながら、
府の後手に回った指導体制にも目が向けられるべきと思います。

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早春の駿府公園

20080124144051
昨日と打って変わって晴天に恵まれた静岡の2日目です。
夕べの宿泊場所は、健康ランドのホテルにしました。
温泉があって男一人が泊まるくらいなら丁度いい選択でした。
露天の信楽焼の壷風呂を独占して、
よもぎサウナで蒸されて、
ソフト整体で肩と首を揉んでもらい、
眼精マッサージまでしてもらいました。
おかげで朝まで、ひとまばたきでした。

さて、全く予定を考えないで出掛けたものですから、
朝風呂に入りながら行く先を思い巡らしました。
せっかくだから行ったことの無い場所がいいだろうと、
静岡駅から歩いて行ける駿府公園に行ってみることにしました。

現場に行ってみると有料の庭園があったので入ってみました。
紅葉山庭園といい、受付で借りた音声案内と共に一周しました。
季節柄、梅が5分咲きで良い香りを振りまいていました。

庭園の奥にある茶室『雲海』『静月庵』も見ることが出来ました。
普段立ち入ることの出来ない空間を見せていただき感激しました。
わたしは建築系の出身なので、
こうした茶室建築には興味がありましたが、
なかなか機会がありませんでした。

20080124144052
五畳半の小間『静月庵』に一人座ってみると、
窓が多いとは言え薄暗い中で、せせらぎの音と障子を叩く風の音のみで、
感覚が研ぎ澄まされる静寂の時間を楽しませてもらいました。
豊かな空間が人のココロを揺り動かしていくようでした。

思い立って出かけた電車旅でしたが、
思わぬ雪景色の風景も楽しめたし、
電車の中で読書もできたし、
温泉も入って、海の幸に舌鼓も打てたし、
人も少ない純日本庭園を独り占めできたし、
お茶室で非日常を体験できたし、
ホント五感全てを楽しませてもらえた旅になりました。

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旅に出てみる

20080123222600
今週末に保護者会を控えた平日に連休を取ってます。
実は取り立てて約束があっての休みではなく、
1月の休日分を消化しなくてはならなくて仕方無く、
給料を支払った20日過ぎに連休を入れただけなのです。

今月はお正月休みがあった関係で、
月初めが仕事にならなかったのもかかわらず、
新しく始めることになった日中一時支援事業のことや、
保護者会に向けてアナウンスしたいことなど、
何も無い月に比べてもハードだったこともあって
この連休をどうするか、全く考える間もなく、
今日を迎えてしまいました。

そんな訳で昨夜も、いつも以上に残業をして帰ってきたんで
明日からの連休をどうするか、全く考えていませんでした。
それに加えて天気は雪らしいし、
どうすりゃいいのよって感じでした。

とりあえずコンセプトとしては、家には居ない。
甲府よりも温かい場所で、温泉がある場所がいいかなぁ。
それからこのところ本がゆっくり読めてないから電車もいいかなぁ。
そんなことを考えながら床につきました。

目が覚めると案の定、雪降りの朝でした。
それでも気合いを入れて、家を出ました。
向かう先は身延線の駅でした。
特急『ふじかわ』に揺られてのぶらり旅となりました。

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雪の朝

20080121081643

今朝は一面の雪景色を期待して早く起きたのですが、
思ったほどは甲府では降らなかったようです。
ラジオで誰かが言っていましたが、
見飽きた風景が一変する雪の日が見たかったのに。

でも、おかげで通勤時間の混雑もなく、
いつもどおりに通勤できたのだから、
何の文句がありましょうか。
しかし、芯から冷えるのには参ってしまいます。
暖房を入れていても10度以上になりません。

シベリアからやってきた寒気団の皆さんが、
東京上空までお出でいただいているようですね。
あまり居心地が良くて、居座られるのもなんですので、
頃合いを見て、箒を逆立ちさせましょうか。
って、ここは京都じゃありませんね。

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障害者どうしを分断させない為に

やさしい発達障害論 (サイコ・クリティーク 3)やさしい発達障害論 (サイコ・クリティーク 3)
(2007/12)
高岡 健

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『リソースセンター いなっふ』のメーリングリストで紹介された、
『やさしい発達障害論』を半分まで読みました。
なだいなださん、香山リカさんなどの精神科医の書くエッセイを
良く読んでいるので医学用語の多い文章は苦手ではないのですが、
『やさしい・・』とあっても時間はかかってしまいます。
そのため今日は近くの図書館の学習室で読みました。

わたしのブログのサブタイトルにもあるように、
所属する施設種別は知的障害者更生施設ですが、
この『発達障害』という言葉を使っています。

発達障害という概念の方が広いものであり、
知的障害は、その代表に過ぎません。
しかし、法律的には知的障害者福祉法が先に制定され、
発達障害者支援法は2004年12月に、
ようやく議員立法によって成立しました。

この本の中では、再三それぞれの障害どうしの間に、
分断線が引かれる結果となっていることを指摘しています。
例えば、知的障害と高機能自閉症のケースでは、
知的障害を伴わない高機能自閉症の場合、
療育手帳などの制度の適用を受けることが出来ません。

障害者自立支援法において三障害が統一の基準で
判定されることになりました。
しかし、介護保険のスケールを基にした程度区分認定では、
それぞれの障害を適正に判定できないとして、
各団体から批判が紛糾しています。

著者も書いているとおり、
日本の障害者施策が、診断名を根拠にすえていることから、
縦割りの弊害が出ていることに起因すると思うのです。
そこで以前読んだ本を思い出しました。

ICF(国際生活機能分類)の理解と活用―人が「生きること」「生きることの困難(障害)」をどうとらえるか (KSブックレット)ICF(国際生活機能分類)の理解と活用 人が「生きること」「生きることの困難(障害)」をどうとらえるか (KSブックレット)
(2005/10)
上田 敏

商品詳細を見る

タイトルにもあるように、
人が「生きること」「生きることの困難(障害)」をどうとらえるか
ということに着目して、必要となるサポートに視点を置いた
福祉サービスを提供できるようになればいいと思います。
そのために重要となる相談支援業務に、
もっと力を入れた政策とすべきではないかと思います。

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第10回 織りのなかま展

会場入り口

織りのなかま展
『夢を織る仲間たちとの出会い』

開催日時 2008年1月19日(土)〜1月24日(木)
AM11:00〜PM6:00 土日も開催
(土日は、さをり織りやブローチ作りが有料体験できます)

開催場所 元麻布ギャラリー (東横イン甲府駅前1階)
甲府市丸の内2ー3ー2 Tel055-224-5564

お問い合わせ 織りのなかま展実行委員会
甲斐市天狗沢306 Tel055-277-8686
担当:新谷



甲府の駅前で今日から始まった展示会に早速行ってきました。
わたしの施設でも『さをり』をやっているので、
作品を置かせてもらっています。
会場に行くと丁度ウチの利用者さん達も来ていました。

さをりの展示さをりの展示
以前はマフラーのような反物が多かったのですが、
バッグや衣類に加工された作品もたくさんありました。

それぞれの織りそれぞれの織り
それぞれの織り(拡大)それぞれの織り(拡大)
さをり織りと言えば、型にはまらない自由な織りですね。
わたしは、さをりを見るときには絵画を見るような思いで見ます。
それぞれの方々の自由な発想に基づく、
さまざまな織りを堪能することができました。

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えっ、2万円の賃上げ?

「介護労働者の人材確保に関する特別措置法案を衆議院に提出」

 民主党ホームページ  →最新ニュース
                →2008/01/09

ちょっと期待したくなるニュースが飛び込んできました。
記事によると、介護職員の待遇の低さなどの原因で、
福祉現場の人材難が深刻化してきていることに対応して、
民主党の山田正彦『次の内閣』ネクスト厚生労働大臣らが、
上記の議員立法案について記者会見したそうです。

法案のポイント(民主党HPより)

・賃金引き上げの目安(一人当たり) :月2万円
・認定事業所の介護報酬加算率 :3%
・認定事業所となる割合 :50%(推計)
・必要な財源規模 :900億円


わたしとしては『介護労働者』という点が気になるのですが、
介護報酬の3%アップは、障害者分野の報酬にも
影響を与えてもらえると期待したいところです。

でも、法案の中身によると利用者の自己負担増や
介護保険料の引き上げとならないように、
全額を税財源とするとされているのも気になります。
現在、ガソリン税の暫定税率問題が浮上して、
道路特定財源の確保に躍起になっている自民党があり、
民主党の中にも造反?議員も見られるとの報道もあります。

福祉現場にいるわたしとすれば、
賃上げはとても魅力的な話ですが、
ガソリン税の話の先には、大幅な消費税上げなど、
税金にまつわる課題はまだまだ山積みだと思います。
両党には、耳障りのいい話題ばかりを振らずに、
実質的な国会論議を期待しています。

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theme : 福祉のお仕事
genre : 福祉・ボランティア

「誇りとは何だろう?」

嘘をつかない生き方
歴史に名を残すこと
家族の笑顔
自分だけのルール
やせ我慢
誇りは、美しさ

人にどう思われても・・・自分らしく・・・生きるってこと


一番搾り250ml

1月からテレビで放送されているキリンビールのCMです。
みなさんはもうご覧になったでしょうか。

CMでは、女子大生、路上で歌う人、ボクサー、
上司と部下、社長、モデル、工事現場作業員、
様々な人たちが誇りについて語ります。

『何なんだろうね、誇りって?』
ビールを握る俳優さんがポツリと問いかける。

このCMを見るたびに目をつぶって考えてみます。
毎朝起きて、会社に行って、
利用者さんと話をして、支援をして、事務を執って、
そしてまた車を運転して、家に帰って寝る。

もちろん、人のお世話をする福祉の仕事には、
誇りをもってやらせていただいています。
人の尊厳に関わる仕事なので、
いい加減な気持ちではできません。
どこかで書いたかもしれませんが、
万一の場合には、生死に関わる仕事です。

でも、このCMの中で語られていることって、
まんま、丸裸の一人の人として、
『あなたにとっての誇りって何ですか?』
と聞かれている気がして、
今のわたしには仕事しか無いのかって、
ちょっとブルーになってしまったのです。

普通に生きるだけで、
多くの事を望んではいけないのかもしれません。
普通に『仕事が誇りです』でも十分なのに、
忘れてきてしまった何かを探してしまう。
今のままでいいんだろか・・・・。


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がん社会をより良く生きる

今や日本人の2人に1人が、がんになり、
3人に1人が、がんで亡くなっています。


冒頭から重くてすみません。
久しぶりにJ-WAVEを聴いて帰りました。
今夜の15MINUTESのテーマは、
『日本人の死生観と日本の医療について』。
東大医学部緩和ケア診療部長の中川恵一さんの
インタビューでした。

中川さんは最近『がんのひみつ』という本を書き、
緩和ケアの現場から患者さんの死生観を調査しているそうです。
今夜の話によると、日本人のがんに対する受け止め方や、
死を前にして考えることが諸外国とは異なっているそうです。

 ・『がん』という言葉自体聞きたくない。
 ・自分は死なないんじゃないか思う。
 ・がん治療は最後まで闘うもの。
 ・痛み止めは最後の手段。
 ・告知は家族が先に悩むもの。

どれもが諸外国では全く逆なのだそうです。
モルヒネなどの痛み止めの使用量は、
日本はアメリカの20分の1だそうです。
日本では主に手術などによるがん治療が優先し、
痛みを薬で緩和しながら、普段通りの生活を送るという
治療方針がなかなか理解されずにきていると言います。

パーソナリティは中川さんの話を聞いて、
『病気を診ているのではなく、人を診ている』
と表現していました。 まったくそう思いました。

これまでわたしの周りに、がんで亡くなった方がいないので、
自分を含めて、あまり考えたことがなかったのですが、
がんにかかったら、もう終わりと考えるのではなく、
がんと付き合いながら、それでも自分らしく生きる、
そんな道を選ぶのもいいかもしれないと考えました。

現実に闘病されている方にすれば、
そんなに甘い物じゃないと叱られそうですが、
冒頭に挙げたように、がんは身近となりつつある病気です。
番組でも言っていたように、子供の内から教えていって、
命とは限りのあるものという教育をするべきだと思います。
少なくとも治療に選択肢があることくらいは、
知っておきたいと思いました。



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働くということ

前回、自分が利用者さんの笑顔を糧に頑張っていると書きました。
しかし、そんな考えで仕事をしていいのかと思うようになりました。

aquaさんの『Heart and Aqua』というブログに、
『貧困と飽食と・・・』という記事がありました。
NHKスペシャル・ワーキングプアIIIを扱った記事でした。
一時は路上生活をしていた男性が、
路上清掃の仕事につけるようになり、
暖かいご飯や銭湯にも通えるようになる。
『今までは人を信じることができなかったけれど、
今は人を信じることができる』、そう彼は言う。

しばらく前に千葉にある自閉症者施設を見学した際、
始めのオリエンテーションの中で、
「大人であれば働くことは当たり前、
 障害を持っていても同じこと」
というような説明を受けました。
実際、療育手帳の判定が重度の方でも、
毎日、作業に汗をかいていました。

NHKスペシャルの中でも、
『働くということは、人の尊厳にかかわること』
とナレーションがあったそうです。
単に食べるために働くというばかりでなく、
aquaさんが言うように、

人は働くことによって、人とのかかわり、人の優しさ、
自分が社会の一員であるという実感、
自分が誰かの役に立っている、
誰かに必要とされているという自信や満足感、
それらがあるからこそ、がんばって働くことができる


だからこそ、わたしの仕事は、
単に利用者さんが笑って暮らせるというだけでなく、
社会の一構成員としての実感を持って生活してもらえるように、
『働く』ことの意義をもっとアピールしていくべきなのかと、
考えるようになりました。

知的障害の入所施設を利用されている方々では、
働くと言ってもたくさんのハードルがあるでしょう。
それでも職員どうしが価値観を共有して、
利用者それぞれに光をあて、
それぞれが持っている能力に応じた社会貢献を、
カタチにできたら素晴らしいのではないかと思います。

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genre : 福祉・ボランティア

第418回「何を糧にがんばってますか?」

第418回「何を糧にがんばってますか?」


障害者施設で働きはじめて10数余年。
はっきり言って辛いことばかりです。
事務系だけど支援のお手伝いもします。
電球の交換も、トイレ掃除も、食事介助もします。
時には男性利用者の排泄の失敗を面倒見たりもします。

事務の仕事についても、
初めて会計の仕事をするのに、教えてくれる人がいなくて、
仕方が無く過去の会計帳簿や参考書を読みながら、
独学で会計を勉強しました。(学校の専攻は建築科です)
入った時には措置費制度だったのに、
いつの間にか支援費制度に変わり、今では自立支援法です。
制度が変われば会計のルールも変わってしまいますから、
せっかく覚えたやり方を1から見直さなくてはなりませんでした。

それでも頑張ってこれたのは、
諸先輩方の頑張っている背中を見てきたからだと思います。
社会福祉に対する姿勢が半端じゃない人たちでした。
そうした方々の考え方や行動を目の当たりにしてきて、
一歩でもその方々の理想に近づきたいと思って、
自分なりに頑張って来たのだと思います。

それからもう一つは、利用者さんからの贈り物。
何か書いた物をもらうこともありますが、
プレゼントをもらう訳ではありません。

ふと見せる表情や笑い顔などです。
ちょっとしたことが出来た時の表情。
真剣に活動に取り組むときの目。
好きな音楽に乗って身体を揺らす、そのしぐさ。
そうした一つ一つに出会える機会がある度に、
もっとそうした表情や笑顔がみたいと思って、
頑張ろうと思います。

なんかキレイごとばかり言ってるみたいですが、
お金と引き替えにできない魅力に取り憑かれています。

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プロフィール

Heart さん

Author:Heart さん
山梨県にある知的障害者の入所施設で事務員をやっています。
障害者福祉を話題の中心に、うつくしいものやココロについて日々感じたことをつれづれなるままに綴っています。

座右の銘は、「日々是好日」です。
過去でも未来でもない、今を大事に生きていきたいと考えています。
  since 2007/05/13

Gmail取得しました。
メールの宛先は、
Heartsan08☆gmail.com まで。
迷惑メールが多いので、☆→@に直してお送りください。

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