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Heart さん

Author:Heart さん
山梨県にある知的障害者の入所施設で事務員をやっています。
障害者福祉を話題の中心に、うつくしいものやココロについて日々感じたことをつれづれなるままに綴っています。

座右の銘は、「日々是好日」です。
過去でも未来でもない、今を大事に生きていきたいと考えています。
  since 2007/05/13

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オシムの言葉
今夜、NHK−BS1で再放送されていた、
『オシムに聞く〜サッカー日本代表 新たな船出〜』という番組を見た。

彼の考え方はサッカーにとどまらず、組織をどうまとめるかという点において、
その指導方法やチームの作り方など非常に感銘をうける発言が多いので、
代表監督になってから彼がインタビューに答える番組をよく見ている。

今夜のインタビューでも共感できる話がいくつもあった。
特に気になった発言は、チーム作りについてである。
スコットランド・プレミアリーグのセルティックで活躍する中村俊輔選手を例にとって、

 いいプレーをする選手が一人いて、その選手のためにシステムや戦術を作るなら、
 成功の見込みはあまりない。彼が自分をチームに合わせるべきだ。
 自分の個性をチームという集団に順応させて、
 集団全体としてうまく機能させないといけない。
 次にその集団の中で、その選手がどうやったら個性を発揮できるかという事。
 選手には自分の個性を一度集団の中に埋没させ、
 その集団の中でこそ自分の個性を発揮できるのだ、という
 確信を持たせる必要がある。

  と、語った。

この話を聴いて、わたしが思ったのはサッカーと福祉現場は全く違うが、
何かヒントになることはないかと考えてみた。
どんなに優れた支援員が数人いたとしても、スタンドプレーをしていたのでは、
全体として良い支援ができるとは言えない。
まずはその組織が目指す方向性というのか、理念のようなものに、
全ての職員が結集し、集団としての一致した方向性に基づいて、
支援にあたることが大切なのではないか。

次に昨年の代表戦におけるフォワードの決定力不足について、

 チームの得点力不足は、全ての選手に責任がある。
 FW以外の選手が得点すると相手は対応が難しくなりFWもプレーしやすくなる。
 一方、味方が守りに入った時にFWの巻が最前線で相手の攻めを遅らせたり、
 ボールを奪ったりする献身的な動きは、後ろの選手の大きな助けになっている。
 ゴールキーパーであっても自身の決定力不足を自覚するべきだ。



組織でプレーをするサッカーに限らず、攻めることも、守ることも全員でやること。
このところわたしは事務屋だからと言い訳をして、
新しい事業に対する姿勢がちょっと消極的だった面があった気がする。
どこかでわたしも『誰かがやることだから』と思っていたのかもしれない。

 サッカーは集団のスポーツ。
 自分を犠牲にしてピッチを走り回る無名の選手がたくさんいる、という
 事実が今忘れ去られている。
 そうした選手は人々の話題にならないが、それでも彼らは走る。プレーし続ける。
 だから何であれ、何かの役に立ちたいと思った時に
 私が今言ったことを思い出してほしい。
 脚光を浴びる人もいれば、縁の下の力持ちもいるという事。
 サッカーは人生そのものだ。



番組の最後にオシム監督は、サッカーを人生に例えてそう締めくくった。

【2007/01/06 20:40】 | お仕事のこと | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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