人がうらやましく思える時

昨日ふとしたことで落ち込んでしまったことがありました。
なんか自分が迷子になっているような気がしました。

施設長が何気なく開いた名刺ホルダーに
おびただしいほどの関係施設の方々の名刺があった。
これまでの間に施設長が直接会って、
名刺交換した数なのだと思ったら、
わたしなんか「わたしの知り合いが言うには・・」などと
随分えらそうなことを言っておきながら、
しょせんリアルな付き合いがある訳でもなく、
名刺なんて数える程しか持っていない。

また別のシーンで、とある支援員が、
時間外に携帯で話している。
雰囲気から仕事関係の人と話しているらしかった。
わたしの携帯はほとんど鳴ることはない。
鳴ってもメールを示す振動が3回鳴るだけだ。
自分からあまりかけないからという理由もあるが、
携帯を持っていても、電話をかけてくる人はいない。

普段の生活をほとんど施設の事務所で過ごしている。
事務所に座っていれば仕事の電話はいくらでもかかってくる。
人と繋がっていると言っても、
仕事において繋がっているだけで、
それ以外で人と繋がっている感じがしない。

そんなことを考えて、少し落ち込んでいる。

働く貧困層ワーキングプア

今夜も自宅へ帰るクルマの中でJ−WAVEを聞いていました。
「JAM THE WORLD」という番組の中で耳慣れない言葉を聞きました。
それが「ワーキングプア」という言葉です。
先週の放送で話題になっていたようです。

ネットで調べてみると「ワーキングプア」とは「働く貧困層」の意味で、
パートや非正規などの形態で働いていて手取りが少なく、
収入が生活保護で暮らしている人の水準以下となってしまう人を指す言葉として使われている。
今日の放送の中では、そのために結婚も考えられないという
若い人が現在増えているというお話でした。

そのことに関連して先週話題となっていたのが、
社会保障費の縮小という面から生活保護費を削減しよう、
という議論がされようとしているという話でした。

わたしはバブル期に東京で公務員をやっていた経験があります。
そんなでしたから、バブリーな生活をしていたと思います。
まぁもっぱらお腹に入るもの(飲食)に使っていたんですけど・・・。
公務員ですからバブルが弾けても、
収入が大きく変わるということはありませんでしたので、
生活が変わるという事もありませんでした。

その後、山梨にUターンして、収入は激減したのですが、
自宅通いということから生活が苦しくなることはありませんでした。
しかし、山梨で戻ってできた友達は厳しいと言っていました。
酒・タバコ・雑誌などのムダな支出を抑えたり、
いろいろとやりくりをしなくてはならなかったそうです。

それがあれよあれよという間に社会全体が、
採用は正規職員ではなく、契約社員や派遣労働者が
とってかわるような時代になっていきました。
実のところ福祉の現場であるわたしの施設もその波の中にいる。

現在自分が正規職員でいる立場で、
そうした状況にいる人たちに対して、どうすることもできません。
わたしと同じように毎日働いても、
収入が生活保護以下にしかならないなんて、
それが、社会全体で見ても相当な数となっていることを
知らせずにはいられない気持ちになりました。

今の職場の現実的な話をすれば、たとえ福祉現場であれ、
法人組織を維持して、利用されている方々の生活を守る事業を
永続的に続けるためには人件費の抑制をしていかなければ
ならないことは必至なのです。
ですから正規職員を採用するということができません。

しかしその反面、人が人をお世話するという面からすれば、
配属したてで支援スキルの低い人ばかりということも、
短期で辞めてしまったりして、
環境としての職員がコロコロ代わっていくことは良くありません。

どこか雇用の問題については、八方ふさがりに思えて、
何か良い方策は無いのだろうかと、
管理職でもないのにアタマをひねってしまう今日この頃です。

保護者に伝えたいこと

先日の土曜日、最後の保護者との個別面談が終わりました。
わたしは事務系なので、利用者さんの処遇の話をするのではなく、
現状としての財政状況をお知らせすることが目的でした。

年に何度か行われる保護者会でも、何度となく説明はしてきているので、
改めて「これから大変なんです」と伝えなくても
おおよその見当はどの保護者もついているような感触でした。

具体的に話したのは、次のような内容です。

  1.今年の減収額がおよそ1,000万円くらいになること
  2.自立支援法に対応するため、地域支援を拡充すること
    そのため現在の人員を新しい業務に振り向けること
  3.このことから一人ひとりが受けられるサービスの量が減ること
  4.しかし、安全面や衛生面などでサービスの質が
    これまでよりも落ちないように努力すること

これだけでは、職員は大変だなぁで終わってしまうと思ったので、
さらに、次のように付け加えました。

  「大変になるのだから、
  何か言っては申し訳ないとは思わないで下さい。
  これからの時代、さらに個別支援が大事になっていきます。
  お子さんたちがこれからどのように生活していったらいいのか、
  少なくなるサービスの中でも、
  せめてこの活動だけは積極的にやって欲しい、
  体力維持になる活動はやって欲しい、
  などの具体的なご意見やご要望は是非言って下さい。」


利用者さんのそれぞれの生活を支援する立場からすれば、
その人その人にあった支援目標が必要になってきます。
保護者の皆さんが「施設におまかせしてるから」と遠慮をされていては、
利用契約の原則からすると非常に困ります。

目標を決めるにあたっても、
施設の都合ばかりで決めてしまって良いものかと思います。
利用者を中心に、保護者・施設がそれぞれの立場で
よりよい生活ができるように意見を交わすことが必要だと思います。
そのためには遠慮するばかりか、無関心でいられるのも困ります。

少ない人員で、大勢の利用者さんを見守るようになると、
目立つ行動をする利用者に引っ張られるような日が続くと思います。
そうなると、もともと言葉もなく、意志を伝えることが難しい、
自発的に要求のできる利用者さんが少ないウチの場合、
そうした大人しい利用者さんが割を食ってしまうのではと思います。

支援する立場の職員も、本人の代弁者でありたいと思いますが、
遠く離れて生活していてもご家族なのですから、
施設のちょっとして支援の仕方で、おかしいと思われることは、
おっしゃっていただきたいと思います。
何より、利用者さんを中心に、まわりが団結していかないと
利用者さんの生活自体が作っていけなくなってしまいます。

どうやら、お上のすることだから間違いない、
という風には行かないご時世らしいですから・・・・・・・。

自立支援法に動き無し

このところ福祉のネタから離れていたので、すこし福祉の話題を。

毎度のことながら毎月送られてくる他施設の機関紙を読んでいると、
出直してよ!「障害者自立支援法」の10・31大フォーラムに関する記事を見かけます。
法律が成立して1年。本格的に施行され始めた自立支援法ですが、
あれ以来目立った動きが見られないように感じます。
メディア的にもほとんど出てきませんね。

障害者自立支援法、追加の負担軽減策要求へ 自民(朝日新聞)

そんな中、目をひく記事を見かけました。
詳細はわかりませんが、今度の補正予算案に盛り込まれるものと思います。
大フォーラムでのアピールにあるように、
本来、わたし達関係者が求めていることは、
「障害者自立支援法」自体の見直しであって、
小手先の数字合わせでお茶を濁されたのではたまりません。

これまで行われている国会の厚生労働委員会でも、
ほとんど審議されていないようにも感じます。
あれだけ大きな集会が開かれたというのに、
国会でも何の動きも見られないということは、
無視されてしまっているということなのでしょうか。

法律を改正できるのは、国会においてのみなのですから、
良識ある国会議員のみなさんに今後を期待するしかありません。

父とのドライブ

今日は勤労感謝の日ということで仕事も忘れて、
父親孝行でもと、父を誘ってドライブに出ました。
このところ仕事が重なって週末は自室で休養しなくては、
やっていられないくらいだったので、一緒に出かけるのは久しぶりでした。

よく2人で行くおそば屋さんで昼食をとって、
父がファンヒーターを新しくしたいと言うので家電量販店へ行き、
支払いは父に任せて、しっかりわたしのポイントカードでポイントを貯めました。
そのくらいわたしが支払えばいいのに、"いいから!"と言うので甘えてしまいました。

そこから北に向かうルートで韮崎から白州方面に走らせました。
走っていると何やらこの時期には珍しく白い花が・・・。
実は花ではなく、リンゴの袋かけに使う袋がそのままになっているだけなんです。
電車やクルマで走りながら見たら、花が咲いているように見間違ってしまいます。
わたしたちには当たり前になってしまっている光景ですが、
都会の人で以前勘違いした人がいたので、ちょっと面白いなと思いました。

農家の人としても、ただ面倒なだけなのか、
それとも寒くなっていく季節に、花が咲いているかのようにしておきたいのか、
そのあたりはわかりませんが、わたしは意外とこういうのも好きです。

白州町(現・北杜市)まで来ると美しい山容の甲斐駒ヶ岳が、より大きく見えてきます。
山の中腹にコブのように出っ張った部分を摩利支天(まりしてん)と言います。
その名からもわかる通り、この山は古くから信仰の対象となった山です。
わたしも高校の頃にこの山に登ったことがありますが、
途中に険しいところもあり、それはそれは修行のようでした。
形がうつくしい山なので好きな山の一つです。


白州から甲府に戻る道すがら国道20号線からは、七里岩(しちりいわ)が見えます。
長く続くことから七里というのでしょうか。岩肌と紅葉・黄葉をしばらく眺めながらドライブができます。
今日は曇り空でしたので、ちょっと残念でしたが、
晴れていたらコナラやクヌギやカエデといった色とりどりの景観が広がります。

父と一緒にクルマの中でずっと話をするのですが、
最近の話題の多くは、週に2回行っているデイサービスの話です。
福祉の現場に携わるものとすれば、
他の事業所の様子を知ることができたり、
利用者さんの立場となる父からの話はとても勉強になります。

こちらも立場が変われば利用者の関係者となることもあるので、
こうした方がいいんじゃないとアドバイスしたり、
先日、介護認定が変わったという話になり、
勉強不足の介護保険の有り様を知ることができました。
何やら程度区分が下がって、利用が減らされたと怒っていました。
ケアマネの変更があり、来週にもまた聞き取りがあるそうです。

普段、家では短い時間しか話せる時間がないのですが、
こうしたドライブの時間には長く話すことができるので、
大切な時間と思っています。

DJ OZMAでアゲ♂アゲ♂だぁ☆

昨晩のFM−FUJIの番組にゲストとして、DJ OZMAさんが出ていました。
冒頭からリスナーから質問で名前の語源を聞かれて、
「実は僕は本当は黒人なのね」と、相変わらずいい加減な返事をしてました。
そうした存在自体があやしすぎるDJ OZMAさん。

以前から気になっていた存在だったので、アルバムが出たら買おうと思っていました。
そして昨日、待望のアルバム「I LOVE PARTY PEOPLE」が発売になったので、
さっそく買ってプリウスのチェンジャー6枠で聞いています。
(あっ6枠って、6連奏のアッパーチューン枠です、詳しくは別の機会に・・)

クルマの中で聞いているので、曲に合わせてひとり大騒ぎです。
何しろオープニングからびっくりさせられます。
尺八ですよ、尺八。
まったく何が出てくるかわかりゃしない。
どの曲もわたしにとっては耳慣れたメロディのサンプリングばかりで、
自然とカラダが動いてしまう曲ばかりです。

聞き慣れたシングル曲の他に、あの"マッチさん"こと近藤真彦さんの名曲、
"ケジメなさい"のカバーには良い意味で笑わせていただきました。
スゴイです、スゴすぎます、DJ OZMAさん。

懐かしのディスコミュージックから現在のトランスミュージック、
友人でもある綾小路翔さんにも通じるヤンキー魂を注入して、
何しろアゲ♂アゲ♂で突き抜ける感じがいいんです。
仕事で落ち込んでも、クルマの中ではアゲ♂アゲ♂になれます。

請求事務でジタバタ

10月から自立支援法が完全施行になったことで、
支援費(自立支援給付)請求事務が大幅に変更されてしまい参っています。
というのも、コンピュータソフトで計算をさせているのですが、
システム自体が大幅に変更されてしまっているので、
マニュアル本を片手に、ああでもない、こうでもないと試行錯誤です。
それでも各福祉事務所に向けた請求書は、どうにかこうにか作りました。

ほっとしているのもつかの間、今度は利用料の計算の手前でつまづきました。
新しいシステムは過渡期というのか、中途半端な作りなので、
新しいシステムと古くなったシステムを同時に使わなくてはならないらしく、
あっちを見たり、こっちを見たりしなくてはならず、
さらには、やらなくても大丈夫と勝手に踏んでいた手順を、
結局はやらなくてはならないことが判って、
嫌々やり始めたので、余計にぶつぶつ言いながら仕事していました。

やらなくてもいいかと思っていた作業は、
実績をいちいちマスに「1」を埋めていく単純作業なのです。
以前のシステムだったら自動で印刷できたのに、
今度のシステムでは手書きしないとならなくなっていたんです。
わたしにとっては生産性の少ない単純作業が一番嫌いな仕事なんです。
だって、誰でもできる仕事って魅力ないんですもの。

でも請求事務は、わたし固有の事務なので、
チョー単純な作業がつづく業務でも、人任せにしたくないので、
そんな作業のためにおよそ3時間も費やしてしまいました。
やっぱり嫌々やってるから時間がかかるんでしょうね。
一度始めたらキリがつくまで、止めたくなかったので、
結局残業して、おおよその目途がついたのが21時でした。ふぅ〜

あ〜ぁ、面倒な作業が増えちゃってやだなぁ〜。
でも、事務仕事なんて慣れなんです。
そういうもんだと割り切ってしまえば、やれば終わりますから。
事務仕事の良いところは、いくら山に積まれてもコツコツやれば終わります。
終わりがハッキリしているところが、支援の仕事と違うところですね。

人相手の仕事というのは、どこかキリがありませんよね。
そのあたりのことを思うと支援の現場の方々にはアタマが下がります。

"人"を大切にするには・・

今日、施設長との会話で「やっぱり人が肝心だ」という結論に達しました。
あらためて言うことでもありませんが、そのとおりだと思います。

今の職場を振り返ってみると、現場に限って構成を見てみると、
とっても経験の長い職員が数人で、中くらいの職員がちょっといなくて、
後は経験が2.3年以下の職員が大勢います。
もしかしたらどこの福祉施設もおんなじ感じかもしれません。
そのうち経験の短い方々は身分的には非常勤やパートが多くなってきている。

わたしがここに就職した10年前にもパート職員はいましたが、
非常勤という職員は"介助員"という職名の人が定数として一人いただけで、
その一人でさえ、何年かして常勤待遇になりました。

支援費制度が始まって定数というのが緩和されて、
法人の裁量で人員構成が変えられるようになってからなのか、
必ず置かなくてはいけない常勤職員の数がグンと減らされたので、
同じ仕事をしているのに待遇は非常勤だったりする、変な立場の人が増えました。
常勤的非常勤って、何でしょうね?

内輪の話になってしまいましが、今は本当にそうした非常勤やパートの職員の
頑張りで施設が回っているようなところがあるように思います。
そうした方々、本当にありがたいと思います。




わたしは転職経験があることもあり、やりたい仕事を求めて転職することには賛成です。
若いうちだからこそ、たくさんの経験をしてみることは良いことです。
しかし、とりわけ自閉症などの対人関係がキーワードになるこの仕事の場合、
担当などが度々変わるという状況は、本当は困ります。
できるだけ環境が変わらずにいることが、利用者さんのためになることもあります。

福祉職場の多くが抱えている問題の一つに人の入れ替わりが激しいということがあります。
これはたぶん非常勤化が進んだことで、施設全体の援助技術の継承がとどこおり、
福祉職場内の研修・教育体制の不備がもたらしていると考えています。
研修などは、させたくても日常の忙しさに手をとられてできないという感じでしょうか。
でも、アタマを切り替えてでも研修・教育システムは構築しないとダメだと思います。

人が少ない、少ないと言われている現場では、入って間もない職員でも、
ベテランと同様の援助技術が求められます。
人の命を預かる仕事なのですから、新人だからできませんでは通りません。
現場の底辺でさえも高い援助技術が持てるようにするためには、
組織全体の意識を高く持つ以外にはありえません。
たとえ経験が長いからといって、今の時代にあった処遇ができているとは限りません。
何が今の施設で求められているのか、どんな施設にしたいのか、
そうした理念の部分の強化が必要で、理念の共有が必要だと思います。

別の視点から言えば、職員への処遇の改善という特効薬もあると思います。
どこでもあるように、頑張っていると周りからも認められる職員と、
反対に足を引っ張っていると思われるような職員がいたりします。
そうした評価とは別に給料体系ができていることも現状ではあります。
こうした不満は具体的に改善をみることは難しい問題ですが、
考え方として、施設に貢献していることを評価するシステムは欲しいと考えます。

長く勤めてもらえるようにするためには、まだまだ知恵を出していかないとなりませんね。

花になぐさめられて

サザンカ

日曜日に強行軍の山行きをした後、調子を崩してしまいました。
週明けは、まだ何とか仕事になったのですが、
施設内でも風邪が流行っていたこともあり、しっかりもらってしまいました。

今月は新しく自立支援給付費の初めての請求があったり、
県監査があったり、役員会もあって、月初めからやることがたくさんあるのに、
アタマがぼーっとして仕事にならないので、
1日、2日と両日とも午後の半休をもらって早退しました。
そんな訳でブログの更新もできませんでした。

ホントにやらなきゃいけないことがたくさん山積みなのに、
日の高いうちから帰らなければならないのはクヤシイ!!
でも施設の出入り口にある植え込みにサザンカが花をつけていました。
その花の可憐さに見とれていると、"元気出してね"と言われている気がしました。

2日くらい寝ているので、鼻風邪の症状は良くなっているのですが、
まだ咳が出ますのでもう半日寝てみようかと思います。
看護師さんからいつも"水分をとるようにね"と言われているので、
カテキンのたくさん入った緑茶でも飲みましょう。

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プロフィール

Heart さん

Author:Heart さん
山梨県にある知的障害者の入所施設で事務員をやっています。
障害者福祉を話題の中心に、うつくしいものやココロについて日々感じたことをつれづれなるままに綴っています。

座右の銘は、「日々是好日」です。
過去でも未来でもない、今を大事に生きていきたいと考えています。
  since 2007/05/13

Gmail取得しました。
メールの宛先は、
Heartsan08@gmail.com まで。

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