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わたしは自分のブログということで知的障害や自閉症についてあれこれ書いていますが、
本当のところ今いる施設の利用者さんしか知りません。 もちろん本を読んで勉強したり、現場系の研修会に参加したりしていますが、 リアルに接しているのはごく一部に過ぎないように思います。 そんな限られたケースしか接していないにもかかわらず、 "こういうケースはこうした方が良いのではないか" "自閉症のこうしたこだわりにはこうした理由がある" などと言えてしまうのが、実のところ自分でも何かおかしいと感じています。 入所施設の利用者さんは24時間を施設内で過ごすため、 ケース記録の積み重ねがあることでおおよその人となりを掴むことができます。 しかし、これは限られた空間に閉じこもっているから、 言い換えればお釈迦様の手のひらの中にいるようなものですから、 職員は隅から隅までお見通しのような気分になってしまうと思います。 しかし、在宅で暮らしている障害者の方々を考えたときに、 そんな一筋縄に行くものではないことを思い知らされます。 例えばショートステイの利用者さんは短い期間だけを使われると、 よっぽど事前データがない限り、すこし判ったかなと思ううちに 期間が終わってしまうということになりはしないかと思う。 これまで施設サービスばかりに特化してきた本法人は大きな転機が訪れていると思っています。 福祉サービス事業者に求められているものは、地域福祉でしょう。 多額の投資がされた入所施設が、施設定員の利用者数だけを 対象にしている時代は終わりを告げようとしています。 これからは地域にも社会資源として還元していくことになると思います。 多額の投資を受けたハードを利用してもらうことは問題ないのですが、 ソフト的にはウチがやってきた重度障害者に対する支援は、 果たして役に立つのか正直不安です。 どちらかと言えば"井の中の蛙"で、地域知らずのところがあります。 いま対象としているケースが判るのは当たり前ですが、 それが地域でも通用するとは限らないと思います。 そう考えると地域に後発での船出するということは、非常に冒険です。 それでもやらなければならない意義は感じています。 あきらかに減収していく旧体系の入所更生施設を維持するためにも、 地域の一翼に名前を挙げていかないとなりません。 同時にウチの法人だからこそ求められるサービスがあると思っています。 そうした期待に添えるように頑張ることも張り合いになります。 何でも判ったような口をきいてしまう自分を省みて思ったことを書いてみました。 |
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