相談できますか

みなさんはココロの中にある悩みを聞いてもらえる人がいますか。
それは家族ですか、それとも友達ですか。
働いていれば会社の同僚に相談ができますか。
それは悩みの内容にもよると思いますが、
いろいろな話を聞いてもらえる存在が身近にいると安心できます。
しかし・・・。

しばらく前には仕事が終わった後に"ご飯食べに行かない"とか、
同僚を誘っていろんな話ができたりしていたのですが、
4月以降、今まで以上にみんな忙しくなってきたり、
道路交通法が厳しくなったりしたこともあって、
ぜんぜん出かけなくなってしまっています。

忙しさにかまけて、いろいろな事を悩まずに済ませているような気もします。
しかし、ちょっと気が抜けたりすると不安が襲ってきます。
考えないようにしていたことが、ふとアタマから離れなくなってしまう。
単なるグチのレベルでも人に話をきいてもらえると違います。

夕べすこしある人に話を聞いてもらいました。
リアルなわたしは多くを語れないので、気づかなかったかもしれませんが、
わたしはすこし気が楽になりました。



ある日の午後の様子

今日はほんとうに久しぶりに支援の現場に顔を出してみました。
と言っても一緒に活動に参加したという訳ではなく、
作業場にちょっと顔を出しただけなんですけど。

わたしの施設には過去に最重度の方々ばかりが参加していた木工班というグループがありました。
今は状況が変わったので、木工班が使っていた作業棟の1階は使われていませんでした。
今日、ふと外出から帰ったら、その1階で何やら作業をしているグループがいました。
懐かしく思ったので、ふと覗いてみた訳です。
ちょうどお茶の時間をしていたので、一緒にお茶をいただきました。

ウチに就職して2ヶ月の新人がいたので、昔話かたがたちょっと講釈してしまいました。

"職住分離"という言葉があって、生活する場所と働く場所を別にしましょうという考えなんですよ。
このところ居住棟のラウンジで活動することが多かったけど、
あのスペースは普段生活に使っている場所でしょ。
だから1日の流れの中で、働いている場所と生活している場所がおんなじだと、
ズルズルしちゃって、生活にメリハリがつかないんだよね。
だから、本当はこうした作業する空間に移動してやった方がいいんだよね。
今は作業や活動する時間なんだよ、って利用者さんに伝えてるわけ。
そうしたら作業が終わりの時間になったら、"今日も一日頑張りましたね"って、
お互いに言えるじゃない。


新人はフンフンなるほどと頷きながら聞いていてくれました。
別のある一つのグループは茶道の先生が来てくれる日だったので、
居住棟のラウンジに畳のようなゴザを引いて毎回お茶会の雰囲気作りをします。
みんなキチンと正座をして待ちます。
結構本格的な釜をつかった茶道のお手前をいただきます。
利用者さんの中にはキチンと半東さんとしてお茶碗を運んだり、
正客の役をキチンとできる利用者さんもいます。

ここでも覗いてみるとちょうど終わりになったようだったので、
(途中で入るとお茶席モードなので、こちらも緊張する)
車椅子を利用される利用者に"何をやったの?"と聞くと、
すこし間があったのですが、"お茶よ、いいでしょ"とちゃんと教えてくれました。
この方も最重度の方なので、ちゃんと活動の名前を伝えてくれると、
何をしているのか、わかってくれているのかなと安心しました。

ウチでは実際にはそれほどの作業をできる訳ではありません。
それでも何かしら身体を動かしたり、習い事をしたりすることで、
一日の流れをつくることが、健康を維持したり、意欲を促進することにつながります。
この先長くないだろうと思われる"入所更生"のホンのさわりを紹介しました。

施設職員のみなさんへ

今日もパソコンに向かって朝からRSSリーダーを使ってみなさんのブログを回っています。
キーワード検索に「知的障害」という文字を設定しているので、
この言葉に引っかかるブログを回るのは一苦労です。
ちょっとほっておくとすぐ200件くらいになってしまいます。
その中からわたしの琴線に触れるフレーズが書かれているものを選んで読みます。

今朝回ったブログの中で気になったものを紹介します。
特に障害者自立支援法に関係する書き込みを集めました。

   過ぎゆく日々の中で・・・ 「自立支援法研修」

   黒豚ピーちゃんの私的日記 「障害程度区分は確かか?」

   さとうさん★ブログの"道"★ 「障害者自立支援法・・・緊急集会」
施設の職員さんと思われる方々のブログを読んでいると、アタマが下がる思いです。
わたしは事務員ですから制度がどのように進行しているのかを
逐次チェックすることが仕事のようなものですから当たり前ですが、
本業の利用者さん支援をこなしながら、制度理解の努力をつづけておられる。

以前だったら決して使わなかったであろう、「経営」とか「儲からない」というような、
言葉を見かけるようになってきてします。
介護保険制度が始まった平成12年ごろの施設職員の意識は、

・福祉施設と民間企業は一緒ではない。
・福祉はサービス業なのか。
・わたしたちの仕事はパートではできない。

というような自らの存在意識や権利意識がありました。
一部には自分の仕事に高い誇りを持っていたからこそという意識もありましたが、
親方日の丸的な安易な寄りかかりの中にいた甘えがあるように思っていました。

正しい現状認識ができていないと自分の施設が危うい事態になりえる。
これは脅しではなく現実だと思っています。
ほんとうに困るのはわたしたちではなく、障害を持たれた当事者です。
これからの時代、施設長や主任がすることだ、なんて思わないで、
どんどん判らないことは勉強していって欲しいと思います。
それからブログなんかで発言していって欲しいなぁ。
コメント書きますよ〜。

チーム・マイナス6%のチーム員宣言します!

相変わらず「反省だけならサルでもできる」投稿だったので、もう一つ書きます。

すこし前から『チーム・マイナス6%』というキーワードが気になっていました。
そして今夜の報道ステーションの特集で火が点きました。
わたしはチーム・マイナス6%の趣旨に賛同し、チーム員宣言します!

              

隣県である長野でこの何日間降り続いている豪雨で尊い命がなくなってしまいました。
こうした異常気象の原因の一つとして、やはり地球温暖化が影響を及ぼしています。
詳しいことは書けませんからチーム・マイナス6%のHPをご覧下さい。

わたしはチーム員として以下を実践します。

Act1:温度調節で減らそう
   ・・・エアコンの設定温度に気を配ります。
Act2:水道の使い方で減らそう
   ・・・蛇口やシャワーの出しっぱなしに注意します。
Act3:自動車の使い方で減らそう
   ・・・マイカーはハイブリッド。無駄なアイドリングはしません。
Act4:商品の選び方で減らそう
   ・・・ゴミを増やす過剰包装や環境を考えない商品は買いません。
Act5:買い物とごみで減らそう
   ・・・レジ袋はもらいません。マイバッグを持参します。
Act6:電気の使い方で減らそう
   ・・・これは難しいけど、不要なコンセントを抜きます。


人付き合いが下手なんです

今日は山梨県の説明会があったので出張でした。
そこで久しぶりに元職員の何人かに会いました。
会ったと言っても会釈をするくらいで、話をすることもありませんでした。
後輩だった一人とは2,3の言葉を交わしました。

実はわたしはこうしたシチュエーションが苦手です。
説明会や研修会場で親しげに会話をしている方々を見かけますが、
わたしにはどうしていいのか判らずに、いつも一人でいることが多いんです。

それからわたし自身の問題なのですが、自分の周りから離れていった人に対して、
変に冷たいというか、懐かしいなぁとか思わないんです。
そうした人のことが気にならないというのか、社交辞令のような会話ができません。
「いまどうしているの?」という会話よりも、
「この仕事、どんな風にやっていますか?」というような話の方が楽です。
どこか発展的でない会話というものを避けているようにも思います。

ここ何年も仕事のことでアタマがいっぱいという感じなのかも知れません。
今日も質疑応答で質問するために口を開くことはできるのに、
会った人に声をかけることはできませんでした。
職場では何かと職員を捕まえては、あれこれ一方的に話しかけているのに、
一歩外に出ると貝のようになってしまいます。こういうのを"内弁慶”というのでしょうね。

職場では、わたしなりに職員に気をつかっているつもりなのです。
しかし、もともとが優柔不断で、気分屋の上司ですから、
気をつかっているのはまわりの職員なのだと思います。
さらに別に人からどう思われているかを気にするタイプではないので、
本当は一番の問題児かもしれないなぁ。

経費節減なのです

わたしたち施設職員が日々使っている運営費は、一部の寄付金を除いて全て公費です。
利用されている方の出身自治体から支援費という名称で支給されます。
利用契約の時代となって利用者さんから利用料を頂いていますが、
原資は障害基礎年金ですからやはり公費と言ってもいいでしょう。

施設の事務員を長くやっているので、措置費の時代から「運営費は公費」と叩き込まれました。
ですから極端に言えば、鉛筆1本から真に必要かどうかを吟味して執行していくことになります。
実際にそこまで厳密なことは言いませんが、
少額な支出にも購入伺いを出してもらって、決裁をとっています。

しかし、ちょっとした愚痴話になってしまいますが、
どうして職員は施設の備品を大事に扱っていただけないのでしょうか。
このところ事務所に備えてあるハサミが置いても、置いても戻ってきません。
使ったら元に戻してくれないと、次の人が困るのは当たり前じゃないですか。
「また無いのかよ」と軽く切れられても、事務所の人間も困ります。

その他にも大事にしてくれないなぁと思うことは山ほどあります。
今、支援費が日額制になったりして毎月減収になっていることなど、
折に触れて施設長が伝えているはずなのに、どうして伝わらないかなぁ。

考えてみるとそうした少額の支出についてはうるさく言っているのに、
もっと高額になる支出を当たり前のようにわたしの裁量で支払っていたりする。
固定的な経費として自動車の任意保険料を削減できないかと、
保険会社の人と相談をして、いくつかプランを出してもらいました。
そうしたら年間で数十万円経費が安くなりそうです。

利用者さんにかかる事業費はできるだけ落としたくないので、
やっぱり職員が使うものを見直したり、光熱水費を節約するとか、
いろいろ事務方は考えるのですが、大勢いる現場の方々が協力してくれないと・・・。
現場の方々はいろいろな理由をつけて、これまで通りを続けようとします。
クーラーの室温とか、洗濯物の量とか、気に掛けて欲しいところはたくさんあるのに。

「利用者さんが・・」と言いますが、本当は職員の都合が一番だったりする気がします。
施設職員のみなさん、目を覚ましてくださ〜い!!

theme : 福祉のお仕事
genre : 福祉・ボランティア

講座の提出修了!

あのあおいさんと同時期に受講していたメンタルケア心理士講座なんですが、
今夜、ようやく修了テストの4つ目の論文を書き上げました。
やはり通信講座というのはペースを作るのって難しくて、
ある時点であおいさんが受験する試験日には間に合わないと知ってから、
ズルズルとペースが落ちてしまって、やらなければ、やらなければと思いながらも
ここまで来てしまいました。
明日、ポストに投函してしまったらようやく肩の荷が半分下りた感じ。
添削が帰ってきて合格点以上であれば、修了証が送られてくるはず。

それにしても次の試験までしばらくあるのがちょっと問題です。
モチベーションが続くのだろうか。
わたしはCD講座で勉強していましたので、引き続き聞き続けるつもりです。
でも、耳からの勉強だけじゃ心許ないので、
勉強は手を動かさないと覚えないような気がしています。
あおいさんを見習って、索引づくりとかこちょこちょやってみようかと思います。

新たな光が見えてきた

しばらくぶりに課長会議資料がアップされました。
そして14日、県主催の障害関係施設長会議が行われました。(わたしは行きませんでした)
今回の発表でわたしが注目しているのは、地域活動支援事業の変更点です。
10月より新事業体系への移行が予定されていますが、
新事業に変わっても収入が増えるわけでもなく、事業が期限付きであったりすることから、
当面は介護給付や訓練等給付にかかる事業は様子見とする見解が持たれています。

そこで新たな収入源の確保として、市町村事業となる地域活動支援事業に注目しています。
春先までは、相談事業や地域活動支援センターなどの事業を検討していたのですが、
どうやら圏域の中でのバランスなどから当法人にはお鉢が回ってこない様子。
そうなると今回出された同事業の実施要綱(案)に何か手がかりはないか探ってみました。

資料の中から施設長が見つけてきたのが「日中一時支援事業」という事業でした。
これまであった「障害児タイムケア事業」という事業がリニューアルされて、
新たに「日中一時支援事業」という事業名に変更され、対象者も拡大すると書かれている。

事業の目的には、
 "障害者等の日中における活動の場を確保し、障害者等の家族の就労支援及び
 障害者等を日常的に介護している家族の一時的な休息を目的とする"
ここで書かれている「障害者等」が、3月の要綱では「障害のある中高生等」となっていたので、
対象が中高生以外の小学生や成人の利用も可能になるということでしょうか。

これまでわたしの圏域にもレスパイトの市単事業がありましたが、
現在やっている事業者からの話でも希望に応じきれないなどの情報も聞いている。
また、10月から障害者デイサービス無くなることや
宿泊を伴わない短期入所の日中のみの受け入れが無くなることもあり、
この受け皿もこの事業の対象となると見込まれています。

きっと需要のあるような事業のように思えるので、
ニーズの聞き取りに施設として取り組むようにしていきたいと思います。

Voyagers/心 平原綾香

金曜日の帰宅のクルマの中では、いつもNHK-FMのミュージックスクエアという
邦楽ヒットチャートをカウントダウンする番組を聞きながら帰ります。
昨晩ピックアップで紹介されていたのが平原綾香さんのVoyagers/心でした。
どうやらNHK総合テレビの自然番組のテーマソングとなっているようですね。

始めて耳にした曲なのですが、歌詞の中にある幾つかのフレーズが耳に残りました。
本人によるコメントが放送されたので、曲にのせた彼女の思いも伝わりました。

 ♪僕らは何億年も前に生まれた星の光を見ている

夜間の運転をしながら、ふとフロントグラスから星空を見上げました。
ちょうど乙女座付近で光る木星(Jupiter)が見えました。
すぐ上には、うしかい座のアークトゥールスが見えているはずです。
同じ空に見えている星でも木星は太陽系にある近い星。
アークトゥールスは何億光年も離れた距離にある星。
いま見えているこの光は、はるか昔の光を見ているんだと思うととても不思議。

 ♪生きる意味なんてなくたっていい
  今が真実なんだ
  僕達の中にある小さな宇宙
  どこまでも拡がる可能性
 

恐竜が生まれたものすごい過去から引き継がれる命。
その記憶は、わたしの中にも残っている。
無限の輪廻は終わらない。
そしてまだ見ぬ世界へ。

わたしたちの命は、わたしたちだけのものではなく、
これまで生きてきた人たちから受け継いできて、
これから先に生まれる人たちにも受け継がれていく歴史。

だからこそ、流されることなく"今"を大事に生きていきたいと思います。

自分を自由にする時間

今日は本当はお休みなのに、たまたま安全運転管理者講習会が設定されていたので、
職場には行かずにお昼から夕方まで、みっちり講習を受けてきました。
わたしにとっては研修は遊びと同意語ですから、まったく苦にはなりません。
むしろ公費で勉強ができるのでかえって申し訳ないくらいです。

その後は本来の休みですから、温泉に行きました。
山梨市の山の上にある"ほったらかし温泉"というところです。
夏の夕方はいつまでも明るいので、明るいうちからお風呂に入れるなんて
なんて贅沢なんだろうという気分で、ぬるめの露天風呂に浸かってきました。
湯上がりに休憩所で、読みかけでクルマに置いてあったエッセイを、
アクエリアスを飲みながら最後まで読むことができました。

それから日曜日のNHKBS2で本の紹介をされていた
小川洋子さんの"おとぎ話の忘れ物"という本を探しにいつもの書店に。
結局見つからず、注文になりました。でも明日には届くそうでした。

自宅に帰ってからの楽しみは、もう一度ぬるいお風呂に入って、
これまた読みかけだったPHPベスト・セレクション"わたしの幸福論"を読むこと。
でも、やっぱり眠くなってしまうので、2編だけ読んで瞼が閉じてしまう。
仲代達矢さんの文章に"個性を磨いて人生の主役を演じる"とありました。
主役がイキイキしていなければ人生という舞台はつまらないよ、
とおっしゃっていました。

締めはこのところハマっているビール。
アサヒビールが6/28に発売した"プライムタイム"というビールです。

ホームページを開くと"自分だけの極上の時間"というコンセプトが書かれている。
長いあいだビールを飲んできましたが、ここに極まれりという感じがします。
プレミアム・ビールなのに重くなく、それでいて味わい深くマイルドなテイスト。
後味もすっきりしていて、また飲みたいと思わせてくれる。
このビールがあるおかげで1日が充実したものになるような気がします。

施設職員は親にはなれない

このところ悩んでいることがあります。
それは関わりを強く求めてくる利用者さんとの対応をどうするかということです。
gooブログで書いていた記事を本にしたものを読み返してみると、
2004年12月に「私たちは親にはなれない」という記事を書いていました。
このことに似たような思いを最近またしています。

施設、特に入所の施設では親御さんと離れた集団生活を余儀なくされますから、
たとえ20年近く施設利用をされていても、親を恋しむ姿は変わりません。
ウチでは開園当時からの週末帰宅を実施しているので、
親御さんがおっしゃる「5回寝たら、家に帰れる」というサイクルを続けています。
しかし、ご家族が高齢化してきたり、いろいろな理由で帰宅が飛んだり、
帰宅自体が無くなってしまう利用者も多くなりました。

自分がいつ帰れるのかを職員に聞いてくる利用者さんがいます。
「おうち」と言うような直接的な言葉ではないこともあって、
それが単に関わりを求めているだけなのか、
帰宅がしたいことを伝えたいとしていることなのか、迷います。
いずれにしても必要以上に興奮させてしまってはいけないと思い、
話を合わせるように言葉掛けをする以外に方法がありません。

長くつきあっていると、自分なりに納得するチカラをつけているようにも見えます。
しかし、時によっては言葉のやりとりがすれ違ってしまって、
悪い方向に盛り上がってしまい、大きな声を出させてしまうことがある。
こうなってしまった時には「あぁあ、やってしまった!」となる。

施設職員は、いくら真剣に関わってもココロの奥底を癒すことはできません。
それでもそのココロにただ寄り添うだけでも、わたしはやりたい。
わたしの自己満足に過ぎないかも知れないし、おせっかいかも知れない。
利用者さんが、こちらを向いて話しかけてきてくれるうちは、
できる限り振り向いて笑顔をみせていたいと思います。

theme : 福祉のお仕事
genre : 福祉・ボランティア

福祉ネットワークを見て

7月4日に放送された福祉ネットワーク「検証・障害者自立支援法3ヶ月」を
録画予約していたので、介護保険法と一緒にようやく見ました。
どちらの法律についても共通した対象者の反応は、
程度区分判定と利用者負担についてなのですね。

要介護2から要支援2と判定がかわったご婦人が、
できるだけ人を頼らずに自分のことは自分でやろうと努力している姿を、
番組では法律の理念に模範的にされていると表現していました。
それなのにご婦人は涙ながらに窮状を訴えている。

働くことを"益"とされ、1割の応益負担を科せられる。
施設の食事を断って、20分かけてマックで昼食をとる視覚障害者。
普通に生活することにまで利用者負担が発生する。
働こうとする意欲もそがれ、利用を減らしたり、中止する方もいるらしい。

106項目の新たな障害程度区分に不安を感じて、
自ら資料をインターネットで取り寄せ、シミュレーションをする母親。
生活のこまごました動作を4つくらいの簡単な基準で判断する。
母親は"一部介助"と思ったところをケースワーカーは"見守り"と判定する。

障害程度区分が決定されると、使えるサービスが限られてしまう。
両日共に解説しているゲストは、
「きちんと自分(または障害者)の状態を伝えること」
「そして口に出して、実情を要望していくこと(不服申し立てを含む)」
この2つが大切とおっしゃっていました。

これからわたしの施設では、認定調査員マニュアルの検証をしようと思っています。
実際の判定調査は、まだまだでしょうが、
施設の財政問題と利用者が行き場所がなくなってしまうかもしれないという
まったく想像していなかった現実がすぐ目の前にきているのに、
何も準備をしていないのでは無責任だと思います。
マニュアルはとてもページ数も多いし、利用者さん一人ひとりに当てはめるには
相当な時間を要する作業になることと思います。
しかし、本人たちが自分の生活を調査員に伝えられる人はわずかです。
わたしたちができることはやらなくてはと思います。

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プロフィール

Heart さん

Author:Heart さん
山梨県にある知的障害者の入所施設で事務員をやっています。
障害者福祉を話題の中心に、うつくしいものやココロについて日々感じたことをつれづれなるままに綴っています。

座右の銘は、「日々是好日」です。
過去でも未来でもない、今を大事に生きていきたいと考えています。
  since 2007/05/13

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メールの宛先は、
Heartsan08☆gmail.com まで。
迷惑メールが多いので、☆→@に直してお送りください。

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