数年後の予測

今日は施設の高齢化委員会がありました。
看護師からのレクチャーの中に、
ウチのような利用者さんの場合、
実年齢プラス何歳くらいに思った方が良い、
という話がありました。

普段、利用者さんを見ていると活動的で元気に見えても
身体的には『自分が無理をしていることに気づかない』で、
身体を酷使しているということなのでしょうね。
だから加齢も健常の人に比べて、早いということなのでしょうか。

シミュレーションとして平均年齢40歳の方々の
5年後の様子をみんなで想定してみることをやってみました。

実際に60歳台の利用者さんもいるため、
40歳代の方の将来が、それらの方の様態を参考にして、
足腰の様子、食事、入浴、排泄、精神面などが、
どのようになっていくだろうかと検討してみました。

今日は5名の職員が出席していたのですが、
普段から生活支援をしている支援員や看護師から、
具体的な様子などを聞くことができて、
容易に数年後の彼らの姿を想像することができました。

想定はあくまでも想定に過ぎませんが、
建物のハード面などが、合わなくなってくるような気がしました。
だからと言って設備のそろった身体障害者施設や
高齢者施設に移っていただけばいいという訳でもなく、
けっこう難しい問題になってくるだろうなぁと感じました。

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注目のブログ

ごとおです。さんが書いている「支援セラピー」というブログに注目しています。

「立場の弱い人たち」から学んだ、「人を支援するコツ」
みたいなものを書いていくというブログを、
スタートします。


11日に書かれた『立ち位置セラピー?』という記事にハッとしました。
ベテラン職員が「大丈夫よ〜」と遠くから声をかけるのと、
そっと肩を叩き、「大丈夫だよ」と声をかける利用者さん。
どちらが声をかけられた利用者さんの心に響いたか。

現場では良くやってしまうことですが、
大勢を相手にしていると大きな声で指示をしてしまいます。
今日もウチの会社で、そうした声が聞かれました。
嫌だなぁと感じていても、
ついついその事を職員に指摘できません。

『立場の弱い人たち』である利用者さん、
特にウチのような言葉のない方の多い施設では、
職員は時々立ち位置がわからなくなってしまうことがあります。
特別、高い位置にいるとは思っていなくても、
最近の若い方の言葉でいうところの「上から目線」と
なってしまうことがあるんですよね。

本当に注意しなければと思います。
(と、いつものように反省だけならサルでもできる・・・・・・)

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親友の墓参り

昨夜は友人のお墓参りのために、東京へ行っていました。
実際には仕事の都合(内部監査)で、
日中の墓参りには行けず、その後の飲み会にだけ参加しました。
本人の話題もそこそこに、深夜まで飲み明かしたので、
東京泊まりとなってしまい、山梨には朝帰りでした。

1年前のツツジが花が咲き乱れる頃、彼は逝きました。
近しい人の話では3月くらいから体調を崩していて、
長く入院していたらしい。
その数ヶ月前の年越しを彼を含む3人で野辺山で過ごしたのが、
最後の別れとなってしまっていました。

同年代の死を経験するのは辛いことです。
時間をみつけて、ちゃんと墓参りをしたいと思います。

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クリック募金にご協力を

毎日のように見ている自分のブログですが、
このところ右のサイドバーのブログパーツに入れている、
dffクリック募金に新しい募金が追加されていました。

川嶋あいチャリティソング クリック募金

路上ライブで有名な川嶋あいさんの歌う『カケラ』を聴いて、
dffがピースウィングを通じてアフリカの子供たちの教育環境整備に対し、
1円をクリック募金することができます。
この曲はクリック募金のために書き下ろした楽曲だそうです。

気がつけばこの頃クリック募金を忘れていました。
この詩にあるように、
わたしたちが何気なく見過ごしてしまっている小さな幸せは、
遠い地で生きている子供たちのたった一つしかない喜びなのかもしれない。
何不自由なく暮らして、戦争もなく、内戦もなく、毎日を安全に暮らせている。
そのむこうで学ぶこともできずに、小さいうちから働かなくてはならず、
栄養状況も悪く、病気にかかっても病院にいくこともできない。
そうした環境に暮らす子供たちが間違いなくいるのです。

是非、多くの方のクリックをお願いします。

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オムライスが提供できているか

知的障害福祉研究『さぽーと』の4月号巻末の読者欄に、
ちょっと興味深い投稿があったので、引用させてもらいます。

「オムライスが食べたい」
という利用者B君に対して


春間近のある日の出来事です。
一人の施設職員Aさんが利用者B君と外出しました。
突然B君がある中華料理店を指さしこう叫びました。
「オムライスが食べたい!」と。
B君は中華料理店に突入し、困ったAさんは、
恐る恐る中華料理店のコックさんに
「すいません、オムライスはないですよね?」と尋ねました。
ケース1 返ってきた答えは、「・・・ない。うちは中華料理店だ」の二言。
      たちまちB君はパニック。

ケース2 「は〜い、オムライスですね、お待ちください」。
      Aさんはホッとする。・・・が喜びも束の間、
      出されたオムライスとは何と「天津飯」。
      確かにご飯の上に卵がのっている。
      辛うじてご飯はケチャップで色づけされていたが、
      B君は???首を傾げながらも一口・・・でもやはり???

ケース3 「・・・ごめん、うちは中華料理店なんだ。でも友達が
      洋食屋をやっていて、電話して配達してもらえるように
      お願いするから」。
      オムライス到着後、アッと言う間に完食。
      B君は満足し、満腹で笑顔いっぱい。

ケース4 「オムライスですか?はい、わかりました。
      ちょうど店もすいてるし、私は以前、洋食屋で勤めて
      いましたから、オムライスは得意中の得意。
      お任せください。でも久しぶりに作るから、
      ちょっと緊張するな〜。うまくできるかな?」
      とコックさんはオムライスを作り始めました。
      B君は、目の前で繰り広げられるオムライス作りに
      興味津々。最後の卵がライスの上にのった時は、
      思わず拍手。
      そしてテーブルにオムライスが登場した時は万歳!

さて、読者のあなたがコックさんです。
そして、中華料理店が今勤めている施設だと思ってください。
あなたは、現在、どのコックさんを演じていますか?
そして、どのコックさんを演じたいと願っていますか?
そして、あなたが福祉を提供してる施設は
何番目の中華料理店ですか?
あなたはどの中華料理店で働きたいですか?


とある県の育成会のトップがお書きになった文章です。
4つの中華料理店が登場しますが、
うちの会社はケース2の中華料理店かもしれない。
"食べたい"という基本的欲求というのか、
最低限の衣食住に対しての答えは用意できるが、
"何を"という個別ニーズをまだまだ抽出できていないので、
本当に満足していただけるサービスを提供できているとは言えない。

ケース3のように地域にある周りの施設との連携もできていないし、
ケース4のように職員の持っているスキルを充分に活用して、
チャレンジしていこうとする風土もできていないと思う。

個別の事例の中には、利用者さんのニーズを拾い上げて、
上手くできている事も少なからずあるのかもしれないが、
それも職員個人の努力や能力に左右されるために、
施設としてどうなの?と聞かれると自信がない。

入所施設に求められているものは、
これからもっと多機能なサービスになっていくはずです。
特に地域の社会資源として中核を担っていかないと
ならないと考えています。
そのために経験を積んだ多くの施設職員がいるのですから、
他施設との連携も、チャレンジしようとする熱い心も、
これまでの良い伝統も引き継いでいって、
多くの方々が安心して暮らせることを目指して行かなければと思う。

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シバザクラ見たい

20080505002145


昨晩ファミリーマートに行くと、このチラシがありました。
山梨県民のわたしも全く知らないイベントだったので
ちょっとビックリ!!いっ、いつの間にこんな場所が・・・。

ネットで調べてみると、今年初めての開催のようです。
富士急ハイランドで有名な富士急行(株)が1年をかけて
本栖湖に近い広大な敷地に約70万株のシバザクラを
約2.4haに植え付けしたものだそうです。
敷地内には富士山も映し出す竜神池もあり、
新しい富士五湖の観光スポットになること間違いありません。

ちなみに5月5日現在の開花状況は、4分咲きです。

会  場 富士本栖湖リゾート
       山梨県南都留郡富士河口湖町本栖212
       事務局0555-22-7123
期   間 4月25日(金)〜6月1日(日)
営業時間 AM9:00〜PM5:00
駐車場   約1,000台
       普通車500円、大型車2,000円
料   金 入園料
       おとな(中学生以上) 450円
       こども(3歳以上)   180円


詳しい情報は大会HPまで → 富士芝桜まつり

憲法25条を見直そう

第25条 すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
2 国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。



昨日は憲法記念日でしたね。
決算書つくりに忙しくて、うっかり忘れていました。

冒頭にあげた憲法第25条は『生存権』に関する条文です。
このところの社会福祉・社会保障に関するニュースを見るたびに、
この国はどうしてしまったのだろうと思わずにはいられません。

仕事柄、障害者支援をやっているので、
障害者自立"阻害"法と揶揄される法律の下、
利用者負担の問題や充分な人材確保が難しい報酬問題など、
障害者を苦しめている諸問題を考える時に、
どうしても憲法のこの規定に違反していると思ってしまいます。

生活保護者への生活水準の根拠としている、
『健康で文化的な最低限度の生活』レベルというのは、
いったいどのレベルなのだろう。

具体的なレベルを示すことはできないだろうが、
あらゆる層で生活に困窮しているという話を聞く。
"長寿"高齢者医療制度に不安を感じて自死を選んだ人。
働いても働いても、未来が見えない若年ワーキングプア。
生活保護の「母子加算」「老齢加算」が削られていく。

憲法が見直されることは、大いに結構だと思います。
しかし、単なる理念にとどまらず、
実生活で『この国にいて、良かった』と思える政策を、
わたしたちの選んだ議員さんには是非考えて欲しいものです。

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野生動物占い

このところお疲れ気味なので、ふらふらとネットを歩いていたら、
WWFのHPに『野生動物占い』というページを発見しました。
占い好きでパンダショップのお得意さんのわたしとしては、
これは挑戦せずにはいられないと、さっそくやってみました。
簡単な5つの質問に答えるだけで出てきた答えは以下の通りでした。

あなたは、無邪気なジャイアントパンダ です
特別に目立つことをしていなくても、なぜか注目を集めてしまう人気者。
頼んだわけじゃないのに、友だちがいろいろ世話を焼いてくれる、そんなタイプです。
ノンビリ屋さんだけれど、実はちょっと神経質。お気に入りの場所や、好きな食べ物がそろっていないと、イライラがつのる!?
気づかないうちにうまく利用されていたり、ダマされたりしやすいので注意して!



ほうほう。 
いい歳のわりには無邪気というのは当たっているかも。
元祖・動物占いも「こじか」だったりするので、
精神年齢的にもやっぱり子供なのかもしれません。
好きな食べ物がないくらいでイライラしません。
イライラするのは人に対してですね。
分かっているのに行動に移さない人には特にイラっとします。
利用されたり、ダマされるのは気になりませんが、
やっぱりそういうタチなんですね。
これまでもダマされたりしてるのでしょうが、
ほとんど自覚がないので、脳天気にできているので助かります。

さてさて、この野生動物占い、良くできているように思います。
『どうぶつ紹介』というページでは、動物占いと同じような
それぞれの動物の力関係が示されています。

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施設のお祭りで考えたこと

今日はウチの会社の春まつりでした。
いつもはサクラの咲く時期にやってたのですが、
今年から地域生活支援事業のPRもかねて、
ゴールデンウィークの祝日に開催することになりました。

狙いが若干あたってか、何組かの親子連れが来てくれました。
施設内の見学もしていってくれました。
3月から利用されている小学生もきてくれたので、
「○○君、良く来たね」と、馴染みとなった職員と遊んでいました。

わたしは音響機材の担当でしたので、
利用者さんの担当がついていないこともあって、
仕事のあいた時間は利用者さんに混じって、
外部から来ているお子さんの近くで
一緒に舞台のアトラクションを見たり、
話しかけてくる子供の相手などをしていました。

いつも相手をしている利用者さんは、
こうした行事を利用者さん自体が慣れていることもあり、
今日は本来の利用者把握を半分忘れて、
初めて見る子供たちがどんな反応を見せるのかを、
興味深く見させてもらいました。

普段、障害児に接する事が少なかったので、
今日の体験は大変勉強になりました。
落ち着き無く話しかけてくるフレンドリーな子のそばに
ずっといたのですが、
こちらも楽しいので、付き合ってしまったのですが、
あれで良かったのか疑問に思っています。

これからわたしの施設は、今回の支援学校の生徒さんに限らず、
在宅で過ごしていたり、地域作業所で働いたりしている、
これまで施設を利用していない方々に、
ウチの施設をしっかり認識してもらうことが必要と考えています。
同時に、こちらとしてもそうした方々に目を向け、
わたしたちにできる彼らの生活の幅の拡がりと、
そのご家族の負担軽減を提供していかないとならないと思いました。

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ココロに寄り添う仕事

 問題行動といわれることがおきると、どうも支援者側は、その問題が起きないようにと物を隠したり、遠ざけたりすることが多いように思うのですが、それは、支援者側の心の現われなのではないでしょうか。 そんなことをしてもまた別なところで、支援者の言う「問題行動」は続きますよ。 だから、いつも言っているように、その行動が起こった原因を見てほしいのです。 原因があるからそういう行動がある。 その1点だけ、気づい...
福祉屋 あおいのブログ:原因を探る


あおいさんの記事へのトラックバックです。
ちょっと視点が違うのですが、
問題行動の裏側についての考えを述べたいと思います。

自分でも反省する事なのですが、
時々支援員に怒鳴ってしまうことがあります。
できる限り、利用者さんの目の届かない所でするのですが、
そうした緊張した雰囲気というのは、
敏感に察してしまう利用者さんも多いので、
声出しが始まってしまったりしてしまいます。

わたしの勝手な持論なのですが、
利用者さんは、こうした『緊張した雰囲気』に敏感で、
わたしは『電波が飛んでいる』と表現しています。
遠くで支援員が大きな声で指示を出しているだけで、
『あっ、誰かが怒られている。恐い。』
という電波が施設中に飛んでしまっているのではと
思うことが度々あります。

連鎖的に不安定が拡がることも、
こうした電波に関係しているように思います。
誰かの不安が、次の誰かの不安を呼び起こす。
そうした不安は利用者さんの不安ばかりに限らず、
職員の不安も利用者さんに伝わってしまうと思っています。

だから人事異動などもあるこの時期は、
新しく入った職員にも不安は多いし、
担当替えなどによっても経験のある職員であっても、
何かしらの不安を持っていることも考えられます。
こうした時期の不安定は、
環境としての職員にも一因があると思います。

だからと言って、職員を責める気持ちはありません。
でも仕事に自信を持って働いて欲しいとは思います。
そのためには自らスキルを上げる努力をお願いしたいのです。
同時に利用者さんのココロの動きに
敏感になってもらいたいと思います。

けっこう難しいことなのですが、
できれば『どうした時にどうなる』というような
日々の行動の積み重ねを記録していって、
職員どうしの意見交換の機会を増やして行けたらと思います。
そのための環境づくりをすることが、
運営する立場にあるものの仕事と思います。

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プロフィール

Heart さん

Author:Heart さん
山梨県にある知的障害者の入所施設で事務員をやっています。
障害者福祉を話題の中心に、うつくしいものやココロについて日々感じたことをつれづれなるままに綴っています。

座右の銘は、「日々是好日」です。
過去でも未来でもない、今を大事に生きていきたいと考えています。
  since 2007/05/13

Gmail取得しました。
メールの宛先は、
Heartsan08@gmail.com まで。

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